
MIXI<2121>は、社員⼀⼈ひとりの活躍と成⻑を⽀え、組織成果の最⼤化を図ることを⽬的に、給与などの⾦銭報酬だけでなく、成⻑⽀援や働く環境といった⾮⾦銭報酬を含め報酬を⼀体で捉える「トータルリワード」の考え⽅に基づき、報酬・評価・働き⽅を⼀体で⾒直した新たな⼈事制度を2026年4⽉より導⼊することを発表した。
本制度では、報酬テーブルを改定し、報酬レンジ(下限)を⼀般社員層で約20%、上級管理職層で約50%の引き上げとなるよう設計した。
※改定時点で全社員の給与を⼀律に引き上げるものではない。
あわせて、社員の活躍と成⻑、組織成果への貢献が処遇により反映されるよう評価制度を⾒直し、学び・挑戦を⽀援する制度や働き⽅も再整理することで、社員の挑戦と組織成果の創出を促進する。
■改定の背景
同社は、コミュニケーションを軸としたさまざまな事業を展開するうえで、企業価値の源泉を「質の⾼い⼈材と、その⼈材が⼒を発揮できる強いチーム」と位置づけている。持続的な成⻑を実現するためには、優秀な⼈材を獲得・維持し、その能⼒を最⼤限に引き出すことが不可⽋だ。
そこで今回、「⾼い成果には⾼い報酬で報いる」という⽅針をより明確にし、優秀な⼈材から選ばれ続ける企業であるために、⼈事制度を抜本的に⾒直すこととした。これまで個別最適で設計されていた報酬・評価・働き⽅を、「トータルリワード」の観点から⼀体で再設計し、社員の主体的な挑戦と成果創出を強⼒に後押しする。
■トータルリワード概要
新たな⼈事制度(トータルリワード)では、Values(発明・夢中・誠実)の体現と組織成果への貢献を処遇に反映することを軸に、以下の3つの要素を同社が社員に提供する報酬(リワード)として⼀体で設計した。
①⾦銭報酬:市場競争⼒のある報酬⽔準の実現
報酬テーブルを⾒直し、より市場競争⼒のある⽔準へ引き上げる。役割の拡⼤や組織成果創出への貢献をこれまで以上に⾦銭報酬に反映することで、成⻑と挑戦を後押しするとともに、優秀な⼈材の獲得・定着を図る。
なお、改定時点で全社員⼀律のベースアップを⾏うのではなく、新制度への移⾏後に、成⻑や成果、役割の拡⼤に応じたメリハリのある評価を通じて、段階的に新たな給与⽔準へと適正化していく。
・給与⽔準の引き上げ
報酬レンジの最低⽔準を、⼀般社員層で約20%、中核社員〜初級管理職層で約20〜30%、上級管理職層で約50%引き上げる。管理職と同等の等級として設定される、⾮管理職で⾼度な専⾨性を発揮する「スペシャリスト」層においても同様の引き上げを⾏う。
例)部⻑級・部⻑相当級のモデル年収下限:840万円から1260万円へ、約50%引き上げ
※モデル年収は⽉給×14ヵ月をベースに算出している。
・上級執⾏役員/執⾏役員の報酬⾒直し
執⾏領域を担う執⾏役員層についても、期待される価値創出と責任に⾒合うかたちで、報酬⽔準の競争⼒を⼀段と⾼めるため、株式報酬を含む報酬体系全体の⾒直しを⾏う。具体的には、プライム上場企業における上位10%⽔準を⼀つの⽬安としている。
②活躍・成⻑⽀援:評価や福利厚⽣を通して活躍と成⻑を⽀援
評価制度も評価軸を⾒直すなど刷新し、評価を通した対話や振り返りを⼀層重視することで、社員⼀⼈ひとりの活躍と成⻑を⽀援する仕組みへと進化させる。また、福利厚⽣制度も⾒直し、社員の⾃発的な学びの機会創出に向けた⽀援を拡充する。
・Values体現を評価軸に
同社の企業理念におけるValues(発明・夢中・誠実)を評価軸としたコンピテンシー評価を通して、その体現度や役割の遂⾏状況を振り返り、社員の成⻑や役割拡⼤を⽀える。あわせて、組織⽬標と連動した成果についてはコミットメント評価として、組織成果への貢献をより反映できるよう評価基準をアップデートする。
・挑戦の促進
評価に応じた適切なフィードバックと成⻑⽀援により、現状維持にとどまらない「次なる挑戦」を後押しする。今後は、フィードバックにおける対話の質を⾼めるための⼿段として、AI活⽤の検討も進めていく。
・創造性を育む⽀援の充実
エンタメ体験や新たな学びを得る機会への補助を拡充し、「発明」を促進する。
③仕事に集中できる環境:個々のパフォーマンス最⼤化と組織成果創出の両⽴へ、働き⽅を再整理
働き⽅については個々の状況に応じて柔軟に働ける仕組みを整える⼀⽅で、対⾯コミュニケーションを⼀層重視する⽅針に転換する。
・パフォーマンス最⼤化を図る働き⽅整備
これまで試験的に導⼊していたコアタイムのないフレックスタイム制(フルフレックス)を正式に制度化。⼀⼈ひとりの⽣産性向上を図るとともに、近年注⼒しているグローバル展開への対応を円滑にする。
・チーム連携の強化
柔軟な働き⽅を可能とする⼀⽅、組織成果の創出をこれまで以上に重視する考えから、対⾯でのコミュニケーション機会を増やすよう促すことでよりチームの連携を深め、組織として質の⾼いアウトプットにつなげる。
同社は今後も、「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」というパーパスのもと、⼈材への投資を通じて、挑戦と活躍に正しく報いる制度づくりに取り組んでいく方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1548億4700万円、営業利益266億円、経常利益265億1100万円、最終利益176億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121