
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>と、スクウェア・エニックスは、「ファイナルファンタジー」と「鋼の錬金術師」の商標権侵害、「ファイナルファンタジー」シリーズの著作権侵害を理由として、フランス・パリ市のla société SAKURAを相手取った知的財産権侵害訴訟において勝訴し、海賊版グッズの輸入・販売の差し止めと、8万ユーロの損害賠償を認めるパリ大審裁判所の判決が確定したと発表した。
同社によれば、被告のla société SAKURAは、「KONCI」の屋号で、パリ市内に「ファイナルファンタジー」および「鋼の錬金術師」の商標権、「ファイナル ファンタジー」シリーズの著作権を無断で使用した海賊版グッズの販売を行っていたほか、ウェブサイト上では、EU全域に向けて海賊版グッズの販売を行っていたという。これを受けて、スクウェア・エニックスでは、2009年5月28日付でSAKURAをパリ大審裁判所に提訴していた。