バンダイナムコ研究所は、本日(3月25日)、バンダイナムコグループが保有する膨大なIP資産を最大限に活用するため「スマート検索エンジン」を開発したことを発表した。
本エンジンは、IPに特化し、固有名詞や物語にのみ登場するワードなどにも対応しており、画像・映像資料を瞬時に検索でき、バンダイナムコグループ内の制作や管理セクションなど多くの場面で業務を強力にサポートする。
バンダイナムコグループは、年間500以上のIP(キャラクターなどの知的財産)の世界観や特性を活かし、玩具、ゲーム、アニメーション、施設など、多彩な事業領域をワールドワイドで展開している。しかし、年々増加する大量のコンテンツを効率的に管理・活用することは、制作および商品開発など IP コンテンツを扱うセクションにおいて大きな課題だった。
そのため、バンダイナムコ研究所はこれまでエンターテインメント領域で培ってきた知見と技術を礎に、2024年からグループ内の膨大な画像・映像データを瞬時に検索できる「スマート検索エンジン」の研究を開始した。2025年には設定資料やイラストを対象とした「IP特化型・画像検索サービス」に実装させ、同年に映像を対象に「IP特化型・動画検索サービス」も開発し、テスト運用を開始した。
同じグループ企業ならではの率直で誠実なフィードバックをもとに開発を重ねた結果、利用者からは、「作業高効率の上昇」や「操作性が優れている」などの声が寄せられ、2026年春より、バンダイナムコグループに順次、本格導入されることが決定した。
【「スマート検索エンジン」の特徴】
画像認識、映像認識技術により、様々なメタデータを抽出することで多様な検索ニーズに対応している。バンダイナムコグループ内のIP設定資料や公式の情報を活用することで、一般的な検索技術では困難な「IP知識を考慮した」画像・映像のほか、3Dのキャラやオブジェクトのモデルデータなども検索することが可能だ。
また、ツール導入の壁となりがちな「ユーザー登録」に関しても、ファイルの更新判断から解析、検索までのワークフローを自動化するサポート機能を搭載しているため、膨大なデータでも登録の手間がなく、高速な検索を実現した。
■「IP特化型・画像検索サービス」
「スマート検索エンジン」により、テキストや画像の入力で、目的の画像を検索できるシステム。制作および商品開発などで活用されており、一般的な用語だけでなく、IPコンテンツを扱うセクションならではの専門用語やキャラクター名などのIP独自の固有名詞を入力すると、膨大な設定資料や画像資料から、関連画像を表示することができる。

■「IP特化型・動画検索サービス」
「スマート検索エンジン」により、テキスト入力で映像内のシーンを検索できるシステム。「IP特化型・画像検索サービス」同様、制作および商品開発などで活用されており、キャラクター名や舞台名などの IP 独自の固有名詞や、あいまいなワードでも検索することが可能だ。また、映像作品の場合、作品名や何話のどのシーンか、時間とともにサムネイル表示され、即時にそのシーンから見ることができる。


バンダイナムコ研究所は、今後も独創的な研究と挑戦を重ね、エンターテインメントの新たな可能性を切り拓くのと同時に、これらの知見を社外にも活かす予定だ。
会社情報
- 会社名
- バンダイナムコ研究所
- 上場区分
- kimura




