エイベックス、音楽カタログの二次流通に着目し音楽関連権利の管理・運用を行う特別目的会社2社を米国に設立

エイベックス<7860>は、この日(3月30日)、米国及び海外市場における音楽関連権利の管理・運用事業の強化を目的として、米国に特別目的会社(SPC)を設立することを発表した。本件が2026年3月期の連結業績に与える影響は軽微である。

2026年3月に米国デラウェア州へ『Avex Catalog Fund 1 LLC』およびその100%子会社となる『Avex Song Fund 1 LLC』を設立する。両社の資本金はそれぞれ600万米ドル(予定)で、代表者には連結子会社であるS10 Entertainment & Media LLCなどのCEOを務めるBrandon Silverstein氏が就任する。出資は2026年4月を予定している。資本金については、今後の取得状況により最大5000万米ドルまで増額する。

今回の設立の背景について、同社では、世界的なストリーミング市場の拡大に伴い価値増大が見込まれる音楽関連権利(音楽カタログ)の二次流通に着目していることをあげた。米国を中心に構築したネットワークを活用し、権利価値を最大化するプレイヤーとして事業を強化する考えだ。

音楽カタログの取得にあたっては、現地金融機関からノンリコースローンによる資金借入を実施する。レバレッジを活用して将来的な大型案件の取得を可能にするとともに、金利コストの抑制とフィナンシャルリターンの最大化を図る。

同社は、「グローバルカンパニーへと成長させることを目指しており、権利価値を最大化しうるプレイヤーとして、米国及び海外市場における音楽カタログの管理・運用事業の強化を目的として、米国に特別目的会社を設立することといたしました」としている。

エイベックス株式会社
https://avex.com/

会社情報

会社名
エイベックス株式会社
設立
1988年4月
代表者
代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
決算期
3月
直近業績
売上高1316億9100万円、営業損益18億1900万円の赤字、経常損益17億300万円の赤字、最終利益11億3800万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7860
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