
BBSSは、従来のランキング主導型とは⼀線を画す、新しいアプリとの出会いを提供する発⾒型アプリストア『あっぷアリーナ!』のローンチを記念し、本日(3月31日)に都内・東京ポートシティ⽵芝1階ポートホールにて発表会を開催した。本稿では、その模様をレポートしていく。
当⽇は、プラットフォーム市場の最新動向や同社の事業戦略、サービス機能の詳細を説明したほか、ゲストとしてタレントの岡⽥結実さん、武⽥真治さんが登壇。本ストアを体験し、その利便性や新しさについて語るトークセッションを実施した。
▲会場内には実機による展⽰・体験コーナーも設置されていた。
■ランキング依存からの脱却、“発見型”ストアの狙いとは
イベントが始まると、まずはBBSS株式会社代表取締役社⻑兼CEOの本多晋弥氏が登壇。主催としての挨拶を行った。
『あっぷアリーナ!』は、ゲームに特化した日本初の発見型アプリストアになるという。経済産業省では、アニメ・漫画・ゲームという3つのコンテンツ産業において、2033年までに20兆円規模に拡大していくという目標を掲げているが、国内のゲームアプリ市場は、2020年以降ダウンロード数・アプリ収益ともに右肩下がりになっているという現実がある(出典:Sensor Tower)。
この原因のひとつとして、アプリの購入環境が“ダウンロード数に基づいたランキング”をベースにしているという点が挙げられる。世界では2024年時点で約200万を超えるアプリがリリースされているが、上位は独占されており、新規クリエイターがこのハードルを越えて注目を集めるのは難しい状況になっている。
▲海外アプリのPRでは、ゲームの内容とかけ離れたプッシュ型広告による疲れも見られる。ユーザーが本当に楽しいゲームに出会えない環境になっていると本多氏は述べた。
アプリの供給量は増加しているのに、自身の趣向に合ったゲームに出会えない。ユーザーがどういったゲームを求めているのか、ひとつの羅針盤となれるのが『あっぷアリーナ!』というわけだ。
また、クリエイターとしてもユーザーがどういった思考でゲームを探しているのかフィードバックできる環境があれば、クリエイターとユーザーをつなぐ架け橋になれるのではないかと本多氏は狙いを語った。
そんな『あっぷアリーナ!』では、これまでのランキング偏重ではなく新しいゲームに接触する機会を多く創出するという。そのための施策として以下の3つが実装されている。
①編集型キュレーション
『あっぷアリーナ!』独自のゲーム編集部を設立。編集長として大塚角満氏を招聘したほか、ゲームメディアとのコラボレーションやゲーム業界有識者からのコメント、インフルエンサーの協力を得て本機能を拡張させていく。
②15分間クラウド体験
15分間のクラウド体験を実装。いろんなタイトルをプレイしてみたい、トレーラーだけでは遊んだ時の感覚が分からないという時に、ダウンロードの容量や時間が億劫になって手が出ないことも多い。そこで、“ちょっと試してみたい”に対応するべく、簡単にゲームを遊べる機能として本機能を提供している。
③経済インセンティブ
課金額の5%をストアポイントとしてユーザーに還元。また、ローンチ時にはスタートキャンペーンとして最大10%のポイントが還元される。ゲームを楽しんでいるユーザーに対して、課金額に応じたポイントが還元されることで、そこからまた新たなゲームを遊べる仕組みとなっている。
そのほか、『あっぷアリーナ!』はグローバル展開を目指すべく、ポルトガルのAptoide社と連携してローンチに至った。会場にはAptoide S.A. COO & Co-founder Álvaro Amorim Pinto(アルヴァロ・ピント)氏も来場し、挨拶を行った。
▲アルヴァロ氏は、デベロッパーには“より多く成長するための手段”を、ユーザーには“ゲームへのアクセスや楽しみ方においてより大きな自由を提供すること”を目的にしていると語った。
最後に本多氏は、今後は日本発のアプリケーション流通網が重要な鍵を握っているとコメント。単なるアプリストアではなく、日本式のコンテンツエコシステムを世界にどう展開していくかを目標に掲げて進めていくと述べて挨拶の締めとした。
■クラウド体験とキュレーションで変わるゲームとの出会い
続いて、BBSS 株式会社 R&D 本部本部⻑の橋本雅⽃氏が登壇し、より詳細な『あっぷアリーナ!』のサービス紹介を行った。
アプリのインストール手順は以下の通り。
トップ画面では『あっぷアリーナ!』で提供されているさまざまなサービスを見ることができる。更新状況やカテゴリ別での検索もできるため、直感的に自分が欲しいゲームを探してクリックできるようになっている。
ダウンロードなしですぐにクラウド上で遊べる機能は以下の通り。リリース直後こそ種類が少ないものの、ラインナップも徐々に増やしていくとの話なので今後に期待が持てそうだ。
▲長い時間をかけてダウンロードしたけど遊ぶ機会が少なかったという残念な体験も減らせるとのこと。
同じく、発見記事も徐々に増やしていく。現在は海外のアプリが中心となっているが、今後は日本産のタイトルも増やしていくという。ランキングとは異なる導線として機能するのかがポイントになるだろう。
ポイント還元は基本的に5%。ローンチ時のスタートサービスで10%となっている。こちらのキャンペーンに関しては当面の間、続けていくとのこと。
ローンチまでの流れは以下の通り。実装に関しても最短で数日、長くても2~3週間あれば実装可能とのこと。
『あっぷアリーナ!』はiOSにて本日(3月31日)よりオープン!約1ヶ月後の5月1日にはAndroidでのオープンを予定している。
国内タイトルはもちろん、Aptoideとの連携により海外で人気のタイトルも配信できないか交渉を進めている。また、その際は新規タイトルだけでなく、これまで埋もれていたアプリを発掘して再定義することもあるという。
▲逆に、国内のアプリを世界に向けて発信するための導線にもなるという。ローカライズなども含め、メーカーのグローバル化を促進し、ユーザーが楽しめる発見型がゲーム業界の発展に繋がればとして紹介の締めとした。
■ゲスト体験で見えた“手軽さ”と新しい遊び方の可能性
ここからは、ゲストとしてタレントの岡田結実さん、武田真治さんが登壇。この日の2人は、『あっぷアリーナ!』が基調とする緑の衣装を着こなしての登場となった。
普段から、子供が寝た後に夫とゲームを楽しんでいるという岡田さんは、アプリをダウンロードしている間に寝てしまったり、面白そうなものを探すのが大変なので“発見型”というキーワードは凄くありがたいとコメント。一方、ゲームにはあまり詳しくないという武田さんも、ストレスなく遊べそうでこれからが楽しみだと『あっぷアリーナ!』への感想を口にした。
その後、会場では2人が『あっぷアリーナ!』を通してゲームを体験したり、配信されている記事の様子を公開した。
▲撮影でWi-Fiがない場所に行くことも多いという岡田さんからは、カジュアルに楽しめるアプリが簡単に見つかると嬉しいという話も。
▲岡田さんが話している隣で黙々とゲームを遊ぶ武田さん。次々と新しいアプリに挑戦しており、短時間で多くのものに触れやすい構造になっている様子が伺えた。
次に、『あっぷアリーナ!』にちなんだフリップトークへ。一つ目のお題は“最近「あ!」と思ったこと”。幼少の頃から芸能界で仕事をしてきたという岡田さんは、今まで自分が最年少だったが、最近は周りに年下の世代が増えてきたことを実感しているとコメント。
▲「これから年下ブランドが使えなくなるので、大人の岡田を出せるように頑張りたいと思います」と話した。
続いては、“心が動いたこと”について。こちらのテーマについて武田さんは「おやすみ前の絵本」を子供に選ばせているという話を披露。その中で子供が「みんなで筋肉体操」の本をよく持って来るが、奥さんからは何を読み聞かせればいいのか困るという反応も。しかし、武田さんとしては自身が写っている本を選んでくれていることが嬉しいというほっこりしたエピソードを語ってくれた。
最後に岡田さんは「将来、子供と一緒に“こんなゲームがあるんだよ”と話したり、(ゲームは)知育にもなるのでこの機会をいただけて本当に良かったなと思いました」とコメント。武田さんも「撮影の合間に若い俳優さんとのコミュニケーションツールにもなるので、今回をきっかけにゲームに詳しくなって、自分で発見して人にオススメできるようになりたいです」と感想を述べて本発表会の締めとした。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
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