
6月8日の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比2563円52銭安の6万4024円60銭でこの日の取引を終えた。前週末の米国株式市場でAI・半導体関連が売られた流れを受けて、売り優勢で始まり、一時3181円46銭安の6万3406円66銭まで売られる場面があった。短期的な過熱感に加えて、イベントを控えていることもあり、当面は上値の重い展開が続くとの見方も出ていた。
【主要指数】
・日経225: 64,024.60(-2,563.52)
・TOPIX: 3,852.38(-96.71)
・ドル/円: 160.26(+0.01)
・ダウ: 50,866.78(-695.15)
・ナスダック: 25,709.43(-1,121.53)
・SOX: 12,220.76(-1,396.74)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている98銘柄のうち、上昇は25銘柄(26%)、下落は68銘柄(69%)、変わらずは5銘柄(5%)。売り優勢だったものの、新作やレーティングなどを手がかりに個別株物色は積極的に行われた。
大手ゲーム関連を見ると、みずほ証券が「買い」継続とした任天堂<7974>、『バイオハザード RE:ベロニカ』を発表したカプコン<9697>、『進撃の巨人3』を発表したコーエーテクモHD<3635>が買われた。他のゲーム会社も新作を発表していたのだが、カプコンとコーエーテクモは、週明けではなく、土曜日中にプレスリリースを配信しており、このあたりの対応の違いが市場の反応の差となってのかもしれない。
その一方で、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>がさえない。



その他ゲーム会社やディベロッパーは、ユークス<4334>が高く、日本一ソフト<3851>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>、日本ファルコム<3723>が安い。
モバイルゲーム系の銘柄は、モバイルゲーム系の銘柄は、CLSA証券が「Hold」から「アウトパフォーム」に格上げしたガンホー<3765>のほか、減益決算を発表したエイチームHD<3662>が年初来安値を更新した。
ほか、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、KLab<3656>が高く、サイバーエージェント<4751>、グリーHD<3632>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、UBS証券が新規「Buy」でカバレッジを開始した東宝<9602>が買われたほか、月次業績の好調だったテイツー<7610>も大幅続伸。テイツーは、低位株でもあり、手詰まり感のあるいまの相場環境では資金を集めやすかったのかもしれない。
KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、カバー<5253>、東映<9605>が高く、ANYCOLOR<5032>が変わらず、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>、ハピネット<7552>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、HODL1<2345>や東宝<9602>、テイツー<7610>、KLab<3656>、ガンホー<3765>が値上がり率上位となり、WIZE<3664>、イオレ<2334>、モイ<5031>、メガチップス<6875>、アクセル<6730>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。




