![mixilogo](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/09/mixilogo1.jpg)
ミクシィ<2121>は、この日(11月2日)に開示した決算説明会資料で、「mixiアプリ」の大幅なリニューアルを行うことを明らかにした。
同社では、「mixiアプリ」の開始以来、すべてのアプリを「mixiアプリ」として管理・表示していたが、今後は、ゲームなどのエンターテイメントジャンルの「mixiゲーム」を新設する、としている。占いや診断、学習などのアプリについては、従来どおり「mixiアプリ」として提供する予定。
![111102m06](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/11/111102m06.jpg)
同時にユーザービリティの改善も進める。以前は、カテゴリーが多く、様々なゲームが散在して見つけづらかったが、タイトルを集約するとともに検索窓も設置し、分かりやすさを向上させる。このほか、mixiのホーム画面から導線を設置し、mixiゲームへの誘導を図るという。
今回のリニューアルにともない、ウィルアークやカヤック、KLab、クルーズ、ドリコム、ジークレスト、スクウェア・エニックス、マーベラスAQL、ボルテージ、Rekooなどが参画し、タイトルラインナップを充実させていく方針。
![111102m07](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/11/111102m07.jpg)
スケジュールは、11月15日よりモバイル版「mixiアプリ」のリニューアルを行い、12月中にPCとスマートフォン版mixiをリニューアルする予定。
こうした問題は、以前から各所でさんざん指摘されてきたことだったのだが、ようやく改善されることになった。ドリコムがmixiアプリで高い収益を上げたように、「mixi」のプラットフォームの潜在力は決して低いではない。今回のリニューアルにより、プラットフォームとしての魅力向上が期待される。
【追記】
「mixiアプリ」が今後活発になるかどうかは、SNS内でのプロモーション活動の自由度をどれだけ高められるか、という点にもかかっているように思われる。「Moabge」や「GREE」などに比べて、SNS内でのプロモーション活動で取りうる手段が少なく、新作のリリースは、運任せに近い状況であった。このため、スタートダッシュに失敗すると、他のSNS以上に挽回が困難な状況になりがちであった。