【ゲームエンタメ株前場(6/29)】出遅れ物色で堅調 Link-UグループがS高買い気配 6月権利落ちでNJHDやグリーなど下落【チャート掲載】

6月29日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比491円45銭安の6万8869円43銭で午前中の取引を終えた。前週末の大幅安の反動で買い優勢で始まったものの、マイナスに転じ、一時1363円31銭安の6万7997円57銭まで売られる場面があった。前週末の米国市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が大きく下げたことを受けて半導体・AI関連が下げている一方、内需株など出遅れたセクターが物色されているという。

 

【主要指数】
・日経225: 68,869.43(-491.45)
・TOPIX: 3,960.38(-2.98)
・ドル/円: 161.76(0.00)
・ダウ: 51,876.11(-44.51)
・ナスダック: 25,297.62(-60.99)
・SOX: 13,203.57(-737.30)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている98銘柄のうち、上昇は70銘柄(71%)、下落は23銘柄(23%)、変わらずは5銘柄(5%)だった。出遅れたセクターへの物色が行われており、全体的に買い優勢だった。ただ、本日は6月期末や6月中間期の権利落ち日ということもあり、一部関連銘柄は下落した。

Link-Uグループ<4446>がストップ高買い気配。前週末6月26日に子会社が運営に参画する海外向けマンガ配信サービス「MANGA Plus by SHUEISHA」と「Manga UP!」の2サービスが経産省の「IP360」の「流通プラットフォーム拡大支援」区分に採択されたと発表したことが株価の刺激材料になっているもようだ。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも買われた。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、日本ファルコム<3723>が高く、6月期末の権利落ちとなったエヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、KLab<3656>が高く、同じく権利落ちとなったグリーHD<3632>とモバイルファクトリー<3912>も下落した。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、カバー<5253>、ANYCOLOR<5032>、東映<9605>、ハピネット<7552>が高く、フリュー<6238>が安い。壽屋(コトブキヤ)<7809>も権利落ちである。

 

最後に騰落ランキングを見ると、カバー<5253>やSHIFT<3697>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、ANYCOLOR<5032>、CRI・ミドルウェア<3698>が値上がり率上位となり、エヌジェイHD<9421>、グリーHD<3632>、イオレ<2334>、壽屋<7809>、サイバーステップ<3810>が値下がり率上位となった。

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。