JPモルガン証券は、11月2日付のサイバーエージェント<4751>のレポートで、Amebaブログ/プラットフォームのユーザーベースが引き続き堅調に伸びており、マネタイズ拡大への努力を進める中、同社の収益成長を引き続きけん引する事業になると高く評価している。
同証券によれば、10月のAmebaの会員数が前年同月比62%増の1890万人、アメーバピグの会員数が同98%増の979万人と大きく伸びているとのこと。さらに9月のアメーバピグのMAUは240万人、課金ユーザー比率は18.6%(昨年12月15.9%)と上昇したという。会員獲得キャンペーンを行い、会員数が大きく伸びた中での課金ユーザー比率の上昇であり、ポジティブな収益基調を形成している、としている。
また、スマートフォンへの移行とともにフィーチャフォンが落ち込んでいるものの、この点も織り込み済みとのこと。フィーチャフォンからスマートフォンへの人員の振替も順調に進み、成果が出始めている、としている。
なお、これに伴い、レーティングについては「ニュートラル」から「オーバーウエート」に、目標株価も30万円から32万5000円に引き上げた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751