Link-Uグループ、グループ体制を再編 コンパスは持分法適用会社に移行、マーケティング子会社は吸収合併

木村英彦 取締役 編集長
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Link-Uグループ<4446>は本日7月22日、グループ体制の見直しに向けた2件の組織再編を発表した。マンガ制作会社コンパスを連結子会社から持分法適用関連会社へ移行するほか、100%子会社のLink-U Marketingを吸収合併する。いずれも次期中期経営計画を見据えたグループ体制の最適化が狙いだ。

まず、コンパスについては、2026年7月31日付で連結子会社から持分法適用関連会社へ移行する。Link-Uグループは現在、同社の議決権48.1%を保有している。2022年2月には、同社役員が取締役会の過半数を占めるなど実質的な支配関係にあるとして連結子会社化していた。

しかし、グループの成長戦略に伴う人員再配置の一環として、Link-Uグループから派遣している取締役1名が7月31日付で退任する予定となった。これにより取締役会の過半数を占める状況ではなくなり、実質的な支配が認められなくなるため、持分法適用関連会社へ移行することを決めた。

コンパスはマンガ制作および電子書店向け配信事業を展開しており、Link-Uグループ各社とはマンガ制作・配信に関する取引を行っている。移行後も持分法適用関連会社として連携を継続し、事業上の協力関係を維持する方針だ。2026年7月期および2027年7月期の連結業績への影響は現在精査中としている。

一方、Link-Uグループは100%出資子会社のLink-U Marketingを2026年11月1日付で吸収合併することも決定した。Link-Uグループを存続会社、Link-U Marketingを消滅会社とする吸収合併で、100%子会社との組織再編となるため株式や金銭などの割当ては行わず、連結業績への影響もない。

Link-U Marketingは2024年3月にグループのマーケティング機能を担う会社として設立されたが、次期中期経営計画の実行に向け、意思決定の迅速化や経営資源の集中、管理部門の効率化を図るため、本体へ統合する。なお、Link-U Marketingの子会社であるRomanzの株式はLink-Uグループが承継し、引き続き連結子会社として運営する。

今回の2件の再編は、グループ会社の整理・統合とガバナンス体制の見直しを同時に進める内容となる。コンパスについては支配関係の見直しによって連結範囲が変更される一方、事業上の協力関係は維持する方針であり、グループ全体としては経営資源を成長分野へ重点配分しながら、より機動的な経営体制への移行を進める狙いがあるとみられる。

  

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