【TGS2026】「続きが気になる」が止まらない……! 会場で偶然出会った推理ADV『ソフィアは嘘と引き換えに』に惹き込まれた

山岡広樹 gamebiz編集者
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東京ゲームショウ2026の会場を歩いていると、数多くのゲームが目に入ってくる。新作タイトルや大型IPの最新作など、注目を集めるタイトルが並ぶなか、今回ふと足を止めて試遊したのが、MUTANブースで出展されていた『ソフィアは嘘と引き換えに』だった。

実は本作、MUTANとストーリーノートが共同開発した推理アドベンチャーゲームで、2025年7月3日に発売されたタイトルだ。つまり、今回のTGS2026で初めてお披露目される新作というわけではない。

それでも、試遊してみようと思ったのは、その設定に惹かれたからだ。

多重人格の少女・ソフィアが起こした大統領候補殺害事件。その真相を探るため、精神科医のフィリップが彼女の取り調べを行う。ただし、フィリップが遠隔地から使える捜査手段は「監視」「質問」「差し入れ」の3つだけ。

この時点で、ミステリー好きとしてはかなり気になる。

「なぜ彼女は大統領候補を殺したのか?」
そして、
「ソフィアは本当に“彼女自身”の意思で殺したのか?」

そんな疑問を抱えたまま、試遊をスタートした。

■「何を聞けばいい?」から始まるソフィアとの会話

本作をプレイしていて、特に面白いと感じたのが「質問」のシステムだ。

単純に用意された選択肢から正解を選んでいくのではなく、ソフィアとの会話の中から気になるキーワードを拾い、それをもとに質問を投げかけていく。



最初は「何を聞けばいいんだ?」と少し戸惑う。

しかし、ソフィアとのやり取りを続けていると、何気ない言葉が次の疑問につながっていく。

「今の言葉、どういう意味なんだろう」

そう思ったら、その言葉を手掛かりにさらに質問してみる。

すると、そこから新たな情報が見えてくる。



この「自分で気になるところを見つけて、実際に質問して確かめる」という流れが気持ちいい。

心を閉ざしてしまったソフィアに、どう話しかけるのか。
会話の中から、どうやってキーワードを拾っていくのか。
そして、入力したキーワードの先に、どんな真実が待っているのか。

プレイヤー自身の判断で会話を掘り下げていくからこそ、次に何が出てくるのか分からないワクワク感がある。

一方で、真実に近づいているはずなのに、「この先に何が待っているのだろう」という怖さも感じる。

知りたい。

でも、知るのが少し怖い。

そんな相反する感情を抱えながら、次の質問を入力していくことになる。

■「自分で調べる」からこそ楽しい ストーリーノートらしい推理体験

そして、この「自分で言葉を探して質問する」という仕組みには、ストーリーノートがこれまで手がけてきた作品を遊んできた人なら、どこか馴染み深さを感じるかもしれない。

『人の~』シリーズや『かがみの特殊少年更生施設』など、現実の生活と地続きになった体験を通じて情報を集め、少しずつ真相に近づいていく作品を手がけてきたストーリーノート。

『ソフィアは嘘と引き換えに』でも、プレイヤー自身が情報を拾い、疑問を持ち、その疑問をもとに次の行動を決めていく。

「ゲーム側から答えを与えられる」のではなく、「自分が気になったことを確かめる」。

この感覚が、本作の推理体験をより印象的なものにしているように感じた。



もちろん、推理を進めていくなかでは「次に何を聞けばいいのか分からない」という場面もある。

そんなときには、それまでに得た情報を見返すこともできる。

「あのときの発言、もう一度確認してみよう」と情報を整理しながら考え直せるため、ただ闇雲に答えを探すのではなく、自分なりに仮説を組み立てながら進められる。



「考えて、試して、また考える」。

この時間そのものが、とにかく楽しい。

■オリジナルレシート写真機やノベルティも展開

MUTANブースでは、ゲームの試遊だけでなく、TGS2026ならではの展示やノベルティも用意されていた。

試遊を終えると、会場限定の特別なイラストが登場。実際にプレイした人だけが見られる、ちょっとした嬉しい仕掛けとなっていた。


▲体験終了後には、TGS2026会場限定の特別なイラストが登場!

さらにブースでは、「オリジナルレシート写真機」も展開されていたほか、ノベルティの配布も行われていた。


▲ゲームの試遊以外にも、TGS2026ならではの企画を楽しめるMUTANブース。

■「続きが気になる」が止まらない――試遊を終えて、製品版を遊びたくなった

今回の試遊を終えて、最初に思ったのは「もう少し遊びたかった」ということだった。

事件の真相も気になる。

ソフィアが抱えているものも気になる。

そして何より、自分で見つけたキーワードの先に何が待っているのかを確かめたくなる。

東京ゲームショウでは、限られた時間の中でさまざまなゲームを試遊することになる。

だからこそ、プレイを終えたあとに「続きがやりたい」と思えるかどうかは、自分にとって大きなポイントだ。

『ソフィアは嘘と引き換えに』は、まさにその感情を残してくれた。


▲『ソフィアは嘘と引き換えに』は現在33%OFFのセール中。期間は9月30日までとなっているので気になった方はお早めに!

発売から1年以上が経過した作品ということもあり、今回のTGS2026で初めて出会うとは思っていなかった。

それでも、会場を歩いていて何気なく目に留まり、試しに遊んでみた結果、すっかり続きが気になってしまった。

……ということで、この記事を書き終えたら、帰って早速製品版を購入して、最後までプレイしてみようと思う。

試遊では辿り着けなかったその先で、ソフィアが何を語るのか。

そして、あの事件の真相が何なのか。

今度は自分のペースで、最後まで確かめてみたい。

(取材・文 編集部:山岡広樹)




【作品概要】

タイトル:ソフィアは嘘と引き換えに
対応機種:Steam
発売日:2025年7月3日
ジャンル:推理アドベンチャー
プレイ人数:1人
対応言語:日本語/英語/中国語(簡体字)
価格:2,980円(税込)

©2024 MUTAN Inc.
©storynote, 2024


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