ガイアHD、第3四半期は経常黒字転換…スマホ向けソフト基盤の伸長とコンテンツ好調で

ガイアホールディングス<3727>は、この日(11月10日)、第3四半期累計(1~9月期)の連結決算は、売上高70億8600万円(前年同期比9.0%増)、営業利益5300万円(前年同期2億9100万円の赤字)、経常利益1500万円(同3億2600万円の赤字)、四半期純損益1億1600万円の赤字(同1億1300万円の赤字)だった。     同社では、主力のソフトウェア基盤事業では、スマートフォン向け製品を中心に推移したほか、海外ではフィーチャフォン向けJBlendが堅調だった。中国や新興国向けソリューションとしてJBlendの出荷が伸びているとのこと。同事業の売上高は26億2300万円(同8.7%減)と減収となったものの、営業損益は2700万円の赤字と前年同期の3億0700万円の赤字から大幅に縮小している。 また、モバイルゲームやアニメ制作を展開するコンテンツ・サービス等事業は、売上高44億6300万円(同22.9%増)、営業利益8500万円(同3.5倍)だった。「テトリス&Getプチアプリ」で展開する「ワンダーファームリゾート」や「ゴム犬のたまご」など追加課金型コンテンツが好調だったことに加え、「天空のスカイガレオン」や「テトリスリーグ」などソーシャルゲームも寄与した。 2011年12月期は、売上高108億8500万円(前期比15.2%増)、営業利益4億1300万円(同95.7%増)、経常利益3億8000万円(同133.1%増)、当期純利益5900万円(同82.3%減)を見込む。