エディア、今期はゲームタイトル数11本のリリースが年権目標 レトロゲーム復刻と女性向け新作を展開

エディア<3935>は、2027年2月期にゲームタイトル数11タイトルを目標に掲げている。第2四半期までに5タイトルを展開し、年間目標に対する進捗率は45%となった。前期実績の9タイトルから2タイトル増やす計画で、レトロゲームの復刻・移植に加え、女性向け新作ゲームの開発やオリジナルタイトルの制作にも取り組んでいる。

同社は、レトロゲームの復刻による安定した収益の確保を掲げる一方、音楽CD事業で培ったノウハウを生かした女性向け新作ゲームの開発も進める。既存タイトルの再展開と新作開発を組み合わせ、ゲーム事業のラインナップ拡充を図る考えだ。

 

■前期9タイトルから今期11タイトルへ

エディアのゲームタイトル数は、2023年2月期が2タイトル、2024年2月期と2025年2月期がそれぞれ3タイトル、2026年2月期が9タイトルと推移してきた。2027年2月期は11タイトルを目標としており、前期から2タイトル増やす計画となっている。

第2四半期までには、Nintendo Switch向け『Blackish House ←sideZ -Retour-』を6月に、『あやかしごはん ~おかわりっ!~ for S』を8月に発売した。また、Nintendo SwitchとPlayStation向けには『アレサCOLLECTION 1993-1995』を7月に発売している。

下期も複数タイトルの発売を予定するほか、開発中のタイトルや新作オリジナルゲームの制作を進めている。

 

■レトロゲームの復刻・移植を継続

エディアのゲーム事業を語るうえで、レトロゲームの復刻・移植は重要な領域だ。『アレサCOLLECTION 1993-1995』のように過去の作品を現行機向けに再展開するほか、今後も往年のタイトルを活用した商品展開を予定している。

第3四半期以降は、Nintendo SwitchとPlayStation向けに『SUPERやのまんCOLLECTION』を12月に発売する予定。また、2月には『彩京 Memories』の発売を計画している。

さらに、『闘神伝COLLECTION(仮称)』や『ドラゴンスレイヤー英雄伝説I&II(仮称)』も開発中としている。

過去のゲーム作品を復刻・移植する取り組みは、既存のIPや作品を活用して新たな販売機会をつくるものだ。同社は、こうしたレトロゲームの復刻によって安定した収益を確保する方針を示している。

 

■女性向け新作やオリジナルタイトルも開発

一方、エディアは復刻タイトルだけでなく、新作ゲームの開発にも取り組んでいる。決算説明資料では、音楽CD事業で培ったノウハウを生かし、女性向けの新作ゲームを開発する方針を掲げている。

エディアグループには、音楽CDなどを手掛けてきたティームエンタテインメントがあり、同社が蓄積してきた知見を新作ゲームに生かすことが期待される。

また、決算説明資料では「新作オリジナルゲームタイトル」も制作中としている。現時点で具体的なタイトル名や発売時期が明らかになっていないものについては、今後の発表を待つ必要があるが、復刻作品に加えて新たなタイトルの開発も進めていることがうかがえる。

 

■既存作品の再展開と新作開発を組み合わせる

エディアのゲーム事業は、レトロゲームの復刻・移植と、新作ゲームの開発という2つの方向から展開している。

同社が掲げる方針では、レトロゲームの復刻は安定した収益の確保を担い、女性向け新作ゲームは音楽CD事業で培ったノウハウを生かして開発する領域となる。さらに、オリジナルゲームの制作も進めており、発売タイトルのラインナップを広げようとしている。

タイトル数は前期の9タイトルから今期11タイトルへと拡大する計画だ。ただし、タイトル数の増加だけで売上高や利益への貢献度を判断することはできない。今後は発売予定タイトルの進捗に加え、復刻作品と新作がどのような構成で展開されていくのかが注目される。

 

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