
セガのサッカークラブ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!2026』(サカつく2026)。
本稿では、gamebiz編集者による『サカつく2026』のプレイ日記をお届けする。
第61節「湘南ダービー? 否、秦野ダービー!」
本格的な寒さの中、クリスマスや大晦日などの大きなイベントが続き、1年の締めくくりに向けて世間が慌ただしく賑わう師走になった。
今年が終わっちゃうのかという物寂しさと、新たな年が間もなく始まるという胸の高鳴りと……相反する感情が同居した、言うなれば右半身が氷、左半身が炎の氷炎将軍フレイザード(©ドラゴンクエスト ダイの大冒険)みたいな不思議な時期だよね、12月ってさ。
まぁ確かに今年はあと1ヵ月で終わるけども、J1リーグは次の試合でようやく一巡。日程的にはまだ折り返し地点だからね。

▲寒空の下、練習場(なでしこ運動広場)でスピード強化のメニューをこなす選手たち。盆地の冬は体に堪えるね。
さて8シーズン目の秦野F・ナッツだが、18試合を消化して13勝5敗で現在2位で、首位・ヴィッセル神戸との勝ち点差は僅か1ポイント。

▲とは言え勝ち点2差でFC町田ゼルビア、勝ち点3差で鹿島アントラーズが秦野F・ナッツにプレッシャーをかけており、上位争いはカオス!
次節の結果次第では秦野F・ナッツが首位に立つ可能性もある。もちろん4位に後退するかもしれないけど。要するに、次の試合は負けられないってこと! さらに負けられない理由があるわけで。
それは……対戦相手が湘南ベルマーレだから!
「何だ、いつもの神奈川ダービーか」とか思ってんじゃねーよ!! 確かに、これまでに川崎フロンターレや横浜F・マリノス(エフ・クラシコ)、横浜FC、SC相模原との神奈川ダービーを繰り広げてきたけど、神奈川勢の中で唯一未対戦だったのが湘南ベルマーレなんだよ。
しかも秦野市は湘南ベルマーレのホームタウンのひとつに含まれている。秦野F・ナッツ vs 湘南ベルマーレの試合は、もはや神奈川ダービーではない。つまりどういうことか? その問いに対する回答をビシッと決めようと言葉を選んでいると、誰かが直接俺の脳に語りかけてきた。
「純度100%のね、まじりっけのないね、秦野の中の秦野でてこいやー!!」(???)
そうそう、それそれ。つまり次節は正真正銘のダービーマッチ“秦野ダービー”ってことだ!
秦野市は車も湘南ナンバーだし、一応は湘南地域に含まれるので“湘南ダービー”と銘打ってもよいのだけれど、何か違くね? 世間的に湘南=海のイメージが支配的だが、なんせ秦野は盆地。湘南で括られてもピンとこねーべ!

▲初顔合わせの湘南ベルマーレとの秦野ダービーということもあってか、いつも以上に秦野F・ナッツコアサポーターのマキオくん(仮名)とヨーコちゃん(仮名)を煽るtvk中堅アナウンサー兼秦野F・ナッツ番記者のお鈴さん(仮名)
それはそうと、なぜ湘南ベルマーレとの対戦が8シーズン目になるまで実現しなかったのか? 思い起こせば4シーズン目。当時J2だった秦野F・ナッツがJ1昇格を決めたことで、次のシーズンで対峙できると武者震いしていたら、湘南ベルマーレがまさかのJ2降格。カテゴリーが違っても対戦する機会があるルヴァンカップでも一度も当たったことがなく、“めぐりあい”ならぬ“すれ違い”宇宙(そら)となっていたのだ。

▲菅よ、この試合はいつもの神奈川ダービーじゃあない。秦野と秦野のぶつかり合い、すなわち秦野ダービーだから! そりゃ空気も違うわな。
秦野F・ナッツ、Jリーグ参入8年目にして遂に実現する湘南ベルマーレとの秦野ダービー ……間もなくキックオフ!
【J1リーグ第19節 湘南ベルマーレ(AWAY戦)】

レモンガススタジアム平塚に乗り込んだ2位の秦野F・ナッツを迎え撃つは、現在5位の湘南ベルマーレ。初顔合わせが上位対決とは、たぎるシチュエーションだぜ。
オリジナル10で開幕したJリーグ。翌年の1994年からジュビロ磐田とともにJリーグに参入したのがベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ) 参入初年度はサントリーシリーズで12チーム中11位だったが、ニコスシリーズではヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)と1勝差で2位となり、“湘南の暴れん坊”と呼ばれた。さらに天皇杯でも決勝でセレッソ大阪を破り、初優勝するなど大躍進!
94年~98年あたりは中田英寿さんや田坂和昭さん、野口幸司さん、小島伸幸さん、名塚善寛さん、岩本輝雄さん、名良橋晃さん、呂比須ワグナーさんなど、非常に優れた面子が揃っていたし、ベッチーニョさん、洪明甫さん、クラウジオさんなど能力の高い外国籍選手も抱えていたよね。
この十数年の間でも、アカデミー出身者に遠藤航選手や田中聡選手がいたり(サカつくモードでかつて秦野F・ナッツに在籍していた河野諒祐もね)、元所属として町野修斗選手や畑大雅選手といったグッドなプレイヤーがいたりと、敵ながらいいクラブなんだな、ベルマーレは。

▲過去に偉大なるプレイヤーが在籍していたが、RM鈴木雄斗選手やRM太田修介選手、GK真田幸太選手(この試合では控え)など、現在進行形の湘南ベルマーレのメンバーも素晴らしいよ。あと先発出場しているGK小鳥仲幸って、きっとノブさん(小島伸幸さん)のことだよね。
余談だけど、現実世界の稲葉が初めてJリーグを生観戦したのは、1995年11月18日に行われたニコスシリーズ第24節のベルマーレ平塚vs名古屋グランパスエイトの試合だった。当時はグランパスを応援していたもんで、小倉隆史さんやストイコビッチさん、森山泰行さんらのプレイを生で見ることができて上がったね。あと、第78回天皇杯3回戦(ベルマーレ平塚 vs 東京ガス)も観に行ったなぁ。どちらも平塚競技場での試合だったので、ベルマーレのホームスタジアムには少なからずあるんだよ、愛着がさ。
試合開始前、両チームの選手がピッチ上でアップしている様子を眺めていると、誰かがスタスタと俺の元に近づいてくる。気配を感じるその方向に視線をやると恰幅の良い男が「今シーズンの秦野F・ナッツは調子が良さそうだね」と話しかけてきた。
あー、たしか湘南ベルマーレの監督だっけ? Jリーグ選手名鑑(エル・ゴラッソ版)で写真見たわ。えっと名前は……SC相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督のような感じの……
「湘南ベルマーレ監督のジャガー松沢グリーングローサーだ。よろしく!」(ジャガー)※妄想です。実際の湘南ベルマーレの現監督は長澤徹さんです。
松沢監督、これはこれはご丁寧に。秦野F・ナッツ監督の稲葉です、よろしくどーぞ。あと本来ならアウェイチームである俺がそちらに挨拶に行かなきゃいけなかった。げんね!(ごめんねの意)
平謝りする俺に対し、「Jリーグ選手名鑑(サッカーダイジェスト版)を読んだところ僕とキミは同い年だからタメ語でいいよ。僕のことはジャガーと呼んでくれ。キミのことは、そうだな……“バイちゃん”とでも呼ばせてもらおうか」(ジャガー)
松沢じゃなくてそっち(ジャガー)なんだ……いやグリーングローサーの部分が気になって仕方ねーよ!? あと何で俺の小学生時代のあだ名(バイちゃん)知ってんの? 怖えぇよ!!
その後、「石井久継を獲られたことは今での根に持っているから」(ジャガー)、「やっと秦野がJ1に初昇格して対戦できるかと思ったらJ2に落っこちやがって」(稲葉)とエールを送り合い、互いにベンチへと戻った。
湘南ベルマーレを率いるジャガー監督と秦野F・ナッツ就任8年目の稲葉監督。ついに実現する8年越しの秦野ダービーで、両雄相まみえる!

▲絶対に負けたくない秦野ダービーに俺が送り出した11人がこちら。古巣の湘南相手に石井久継も気合いが入っているようだ。ちなみに秦野F・ナッツのマスコット“ラッカくん(兄)とセイちゃん(妹)”もアウェイ戦なのにレモンガススタジアム平塚にやってきて、湘南ベルマーレのマスコット“キングベルI世”に圧をかけるなど臨戦態勢である。

湘南ベルマーレボールで前半キックオフ! 立ち上がりはどちらも様子見という感じで、相手の出方をうかがう展開に。

▲盆地の若大将・石井久継も得意のドリブルで突破を図るが、RM太田修介選手がそれを許さない。
試合は19分に動く。湘南の厳しいマークに捕まり、なかなかゴール前に侵入できなかった石井久継が強引なドリブルで守備網をかいくぐる。その前にCB松本大弥選手が立ちはだかるが、わずかに見えたシュートコースを狙って右脚を振り抜く! 古巣を相手に石井久継が秦野F・ナッツの一番槍となる先制ゴールを決めた。

石井久継の恩返しは続く。27分には光プレイ(ドリブル)からのコントロールショットをゴール右隅に突き刺し、この日2点目をゲット!



▲石井久継のゴールに喜びを爆発させる三平和司とスピリドナス・パッパだが、当の本人はノーセレブレーションで古巣・湘南への敬意を示した。
石井久継のゴールによって均衡は破れた。ここが勝負所と判断した俺は、石井久継に集中しつつある湘南守備陣の意識の裏をかき、逆サイドからの攻撃を厚くするよう指示を送った。
すると右サイドでボールを受けたRW坂元達裕が敵陣深く侵入。RMながらこの試合では左のCBを務めるポリバレントな鈴木雄斗選手をカットインで振り切ってシュートを放つ!


これが決まり3点目を奪った秦野F・ナッツが前半で勝負を決め、湘南ベルマーレに快勝! アウェイの地で秦野ダービーを制したのであった。

試合が終わり、両チームの選手たちが整列する中、俺は湘南ベンチに向かった。悔しそうな表情を浮かべるジャガー監督と握手を交わしながら「石井久継が湘南に残っていたら今日は2-1で僕らの勝ちだったはず」(ジャガー)、「失った物ばかり数えるな‼︎! 無いものは無い!!! ってどっかのジンベエザメに言われちまうぞ」(稲葉)と、次回対戦に向けて互いにエールを送り合った。

▲ジャガー監督とすれ違ったという若林くん。少しかわいそう、なんて思っていると「“決闘”に敗けてその上…同情された男がどれだけ惨めな気持ちになるか考えろ!!!」ってどっかのコックに言われちまうぞ。

こうして、湘南ベルマーレとの初のダービーマッチは秦野F・ナッツに軍配が上がった。
秦野ダービーで勝つことができたのはもちろん嬉しいが、何よりも湘南ベルマーレを下したことで秦野F・ナッツがJ1リーグ首位に立った。勢いに乗れるこの1勝は……デカいぞ!(第60節へ ⇐)
~稲葉監督サカつくモード通算戦績~
315試合(160勝42分113敗)
獲得タイトル(J2リーグ優勝×2)
★★
※記事の更新が途絶えた時は、稲葉の通常業務がオクパード or 稲葉がゲームビスから戦力外通告を受けた or 稲葉のプレイ日記に需要がなくて心が折れた、と思ってそっとしておいてください。
(文責:gamebiz編集者 稲葉智秋)
『プロサッカークラブをつくろう!2026』
対応プラットフォーム:PlayStation5 / PlayStation4 / iOS / Android / Steam/ OneStore / Huawei
配信開始日:2026年1月22日(木)12時配信
ジャンル:サッカークラブ経営シミュレーションゲーム
価格:基本無料(アイテム課金)
メーカー:セガ
対応言語:日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、インドネシア語、アラビア語、トルコ語、フランス語、イタリア語、スペイン語
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会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)