日本ファルコム<3723>が本日(11月11日)発表した2011年9月期の決算は、売上高15億6300万円(前年同期比28.7%増)、営業利益5億3300万円(同85.6%増)、経常利益5億3400万円(同85.2%増)、当期純利益3億1800万円(同99.7%増)だった。
主力のゲームソフトの販売が好調だった。「英雄伝説 碧の軌跡」をPSP向けに発売し、シリーズ最高の販売本数となったほか、「英雄伝説 空の軌跡FC」、「英雄伝説 空の軌跡SC」、「英雄伝説 空の軌跡the 3rd」、「英雄伝説 零の軌跡」など既発売タイトルも順調に販売本数を伸ばした。製品部門の売上高は14億円(前期比29.9%増)だった。
また、キャラクターを利用した商品へのラインセンスなどを行うライセンス部門では、携帯電話やスマートフォン向けライセンスを積極的に推進した。各種商品へのキャラクター利用も進み、普及が進み、売上高1億6200万円(同19.1%増)となった。
2012年9月期は、売上高13億円(前期比16.8%減)、営業利益2億5000万円(同53.1%減)、経常利益2億5000万円(同53.1%減)、当期純利益1億5500万円(同51.4%減)を見込む。
同社では、引き続き「軌跡」シリーズの拡販に積極的に取り組むとともに、現在開発中の大型新作を順次発売する予定。
また、成長著しいSNSアプリ、スマートフォンアプリ、オンラインゲームについても既に進行しているプロジェクトのローンチを予定しており、新たな起爆剤として推進していく方針。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723