ビットアイル<3811>がこの日(12月5日)に発表した第1四半期(8~10月期)の連結業績は、売上高34億7600万円(前年同期比25.4%増)、営業利益7億1700万円(同75.1%増)、四半期純利益3億6300万円(同61.6%増)だった。
主力のiDCサービスや、クラウド・レンタルサービスが好調に推移したことが大幅な増益となった。セグメント別の状況は以下のとおり。
iDCサービスは、売上高25億2800万円(同22.0%増)だった。拡張性のあるスペースと十分な受電能力を備えたデータセンターを基盤に、引き続き営業体制を整備・強化し、稼働ラック数は前年同期比21.4%増の4143ラックとなった。
マネージドサービスは、売上高7億2300万円(同57.7%増)だった。クラウドサービスの強化や、レンタルサービスの販売が伸びた。
ソリューションサービスは、売上高2億2300万円(同6.6%減)だった。グループ外向けの人材サービス提供は引き続き好調であったものの、レンタルやクラウドサービスに注力したたため、前年同期比ではマイナスだった。
■2012年7月期の見通し
2012年7月期は、売上高150億円(前期比25.5%増)、営業利益26億円(同27.9%増)、当期純利益12億5000万円(同38.3%増)を見込む。