セレスは、運営する「モッピーラボ」で、自社アンケートモニターとして「OS別スマートフォンの利用状況に関する調査」を実施し、その結果を発表した。スマートフォンでのコンテンツ利用の状況を理解する上で、重要な資料になっていると思われる。
スマートフォン保有者に「これまでに無料アプリをどれくらいダウンロードしたか」を聞いたところ、Androidは「6~10個」(26.0%)がもっとも多かったのに対してiPhoneでは「41個以上」(24.0%)が最多だった。iPhoneユーザーの無料アプリ利用数は多く、4人に1人が41個以上ダウンロードしていることになる。
また、有料アプリのダウンロード経験者に「直近1ヶ月の有料アプリ利用額」を聞いたところ、「0円」と回答した人はAndroidで25.5%、iPhoneで29.0%とほぼ同率だったが、1~500円ではAndroidが54.5%に対してiPhoneでは48.3%となった。ただ、1000円以上で比較するとAndoroidが6.6%なのに対してiPhoneでは14.0%と倍以上だった。
スマートフォン利用者に「利用したことがあるアプリのジャンル」について聞いたところ、Androidでは1位「ゲーム」(74.9%)、2位「ニュース・天気」(53.2%)、3位「音楽」(50.4%)であった。一方、iPhoneでは1位「ゲーム」(84.9%)、2位「交通・地図」(58.1%)、3位「ニュース・天気」(56.2%)だった。
また、スマートフォンを持っている人に「利用しているSNSサイト」を聞いたところ、iPhoneユーザーはAndroidユーザーよりも「Twitter」では約10%、「Facebook」で約6%上回っていた。「Mobage」の利用についてはAndroidが41.9%、iPhoneが36.2%、「GREE」についてはAndroidが44.2%に対し、iPhoneが43.0%だった。いずれも「mixi」が最も高く、Androidが47.7%、iPhoneが49.9%だった。
なお、この調査は、12月7日~14日の期間、スマートフォンを持つ男女が対象に実施された。有効回答件数は3266件だった。