「App Store」のトップセールスランキングで、三国志を題材にしたシミュレーションゲーム『掌上三國』が14位に入った(12月29日17時現在)。Shanghai MUHE Networkが提供するゲームアプリで、12月6日より配信が始まったタイトルである。
本作は、三国志を題材にしたシミュレーションゲームでゲーム内での記載は全て中国語となっている。ゲームは、多人数参加型のストラテジーゲームで、領主となったプレイヤーが、「魏」、「呉」、「蜀」のいずれかに所属し、内政を行なって国力を充実させたり、配下となる武将を揃えたり、軍隊を揃えたりして軍事力を強化し、領土を拡張して天下統一を目指す内容となっている。
英語系のゲームアプリが「App Store」のトップセールスランキングの上位に入ってくることは決して珍しいことではないが、全文中国語のアプリが入ってくるケースは珍しい。10月にランキング入りした『人人乱世天下』のランキング上昇には、iTunesアカウントの不正利用が背景にあったといわれているが、本作はどういった経緯で人気になったのかは不明だ。iTunesアカウントを持っている人は、念のため購入履歴を確認しておいたほうがいいかもしれない。
『掌上三國』(「App Store」)
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