ジャフコ、野村土地建物株の売却などで第3四半期は純利益220%増

野村證券系のベンチャーキャピタル最大手のジャフコ<8595>は、本日(1月23日)、第3四半期(4-12月期)の連結業績を発表し、売上高129億7200万円(前年同期比19.8%増)、営業利益13億3100万円(同31.8%減)、経常利益27億4200万円(同11.3%増)、四半期純利益56億円(同220.3%増)だった。     投資先のIPO社数は国内14社(前年通期4社)、海外2社(同5社)と大きく伸びたことで、営業投資有価証券の売却が進んだ。見上場会社株式の売却も進めた模様。しかし、取得原価に対して売却価額が伸びなかったことや、投資損失引当金戻入益が減少したことにより、営業減益となった。経常利益は、受取配当金が伸びたため、増益となった。 なお、純利益は、前年比220%増だった。これは特別利益として有価証券売却益が計上されたため。「会社四季報」の記載によれば、野村土地建物株式の売却益が計上された模様。