SBIホールディングス、インドのネット・モバイル関連ベンチャーに投資するファンドを設立

SBIホールディングス<8473>は、本日(1月30日)、インドにおけるインターネット関連の有望な未上場企業に投資するファンド「Nirvana Digital India Fund」と、その投資運用会社を、インドの現地パートナーと共同で設立する、と発表した。 今回設立するファンドと投資運用会社の共同パートナーは、インドの大手IT企業でITを利用したビジネスプロセスアウトソーシングの草分け的存在であるiGATE Patni創業者一族と、元eBayインドカントリーヘッドの Rajan Mehra氏となっている。また投資チームは、同国のIT分野への投資において高い実績を誇るAmit Patni 氏、Rajan Mehara氏らが構成している。 インドでは、携帯電話によるインターネット利用や、スマートフォンやタブレット端末、クラウドの普及などにより、今後インターネットやモバイル分野の急成長が見込まれている。今回の設立したファンドは、投資チームが有するIT分野の専門性とネットワークを活用し、新規投資先企業の発掘と投資先の経営に積極的に関与してバリューアップを図っていく。 なお、ファンドの当初出資約束金額3000万米ドルのうち、SBIグループが1500万米ドルを出資し、最終的に出資約束金総額は最大で7500万米ドルまで拡大する予定。