クルーズ<2138>は、本日(1月30日)、第3四半期累計(2011年4-12月期)の連結業績を発表し、売上高が前年同期比74.4%増、経常利益89.9%増と大幅な増収増益となり、過去最高の売上高、利益を達成した。
「Mobage」を中心に展開している「熱血硬派くにおバトル」、「湘南爆走族」、「天地を喰らう」、「戦国バトルくにおくん」に続いて、「究極×進化!戦国ブレイク」、「闘将×神化!三国ブレイク」、「チーム×抗争!ギャングキング」がヒットしたため、としている。会員数は609万人になった。
同社が発表した第3四半期決算は、売上高66億1300万円(前年同期比74.4%増)、営業利益16億1300万円(同89.4%増)、経常利益16億6500万円(同89.9%増)、四半期純利益9億7200万円(同91.8%増)だった。
セグメント別の数字は、ソーシャルゲームを提供するインターネットコンテンツ事業が売上高52億0300万円(同79.1%増)、セグメント利益15億0600万円(同134.5%増)と大幅な増収・増益となり、全体の収益拡大をけん引した。インターネットコマース事業が売上高11億6700万円(同117.6%増)、セグメント利益2800万円(同41.6%減)、インターネットソリューション事業が売上高2億4200万円(同30.4%減)、セグメント利益1億2800万円(同31.2%減)だった。
■2012年3月期の見通し
2012年3月期は、売上高78億円(前期比74.2%増)、営業利益20億円(同76.9%増)、経常利益20億円(同77.0%増)、当期純利益12億円(同82.9%増)を見込む。
主力コンテンツ「熱血硬派くにおバトル」「湘南爆走族」「天地を喰らう」「戦国バトルくにおくん」に続き、「究極×進化!戦国ブレイク」「闘将×神化!三国ブレイク」「チーム×抗争!ギャングキング」がヒットし、3期連続で最高益を大幅に更新する見通し。ただし、人材採用の積極化と今期中のオフィス増床予定による費用が流動的で読み切れないため、2012年3月期の業績予想は、売上高のみ上方修正した、とのこと。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138