グリー<3632>は、11月30日、「GREE Platform」を利用した開発パートナーがソーシャルアプリで独自に設定可能な月額課金の「アプリコース」を導入する、と発表しました。
同社では、開発パートナーが提供するアプリに「アプリコース」を導入することで、docomoおよびauの携帯電話を利用するユーザーに月額型の課金コンテンツを提供し、毎月継続的な収益を得ることが可能になる、としています。同社によれば、国内ソーシャルプラットフォームで月額型の課金コースの提供を可能とするのはこれが初めてになる、とのこと。
グリーでは、現在、ユーザーに「コイン」を毎月一定額付与する月額課金コースを提供していますが、「アプリコース」では、月額課金コースのユーザーが毎月の「コイン」引き落としに同意するだけで毎月自動的にアイテム獲得や追加機能などの特典を受けることが可能になります。
今回の「アプリコース」導入した第一弾タイトルは、芸者東京エンターテインメントの『おみせやさんfor GREE』です。月額300、500、1000、2000コインの4つの「アプリコース」が用意され、「アプリコース」加入ユーザーは、ゲーム内で作った商品を置けるスペースが増えるなどの特典を受けることができそうです。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632