SBIホールディングス、インドのIT大手と世界の有望IT企業に投資する総額5000万ドルのファンドを設立

SBIホールディングス<8473>は、本日(2月21日)、インドの大手総合ITサービスプロバイダーのMahindra Satyam(マヒンドラサティヤム)と、世界中のIT技術分野における有望な企業を投資対象とするファンドを共同設立することで基本合意した、と発表した。SBIは、インドのインターネット企業に投資するファンドを設立しており、インドでの投資を強化していることが伺える(関連記事)。 マヒンドラサティヤムは、インド10大財閥グループのひとつであるマヒンドラグループ傘下で国際的な事業展開を行うインドの大手総合ITサービスプロバイダー。今回設立するファンドの出資約束金総額は、5000万米ドル(1ドル=79.7円換算で約40億円)で、SBIグループとマヒンドラサティヤムがそれぞれ50%ずつ出資する予定。 SBIは、新興国で現地有力パートナーと提携し、ITなどの成長産業を投資対象とするファンドを設立・運用してきた。今回のファンドは、急速に進化している情報通信技術産業に対するSBIグループの豊富な投資実績と、マヒンドラサティヤムの豊富な事業経験を活用することで、同産業に対する投資収益を最大限享受することを目指す、としている。