Fusion-ioは、ドリコム<3793>がソーシャルゲームのMySQLデータベース環境強化のためFusion-io製品を採用したと発表した。
ドリコムは、「陰陽師~平安妖奇譚~」「ビックリマン」などの人気のソーシャルゲームのほか、モバイルコンテンツ、アドソリューションなど様々なオンラインサービスを提供している。急速に増加する利用者数や配信コンテンツの増加に対応するため、サービスの人気上昇にあわせてシステムの許容量や性能を拡張できる柔軟性が高いシステムを必要としていたという。
こうしたなか、ドリコムは、ハードディスク型SSDの採用することで対応しようとしていたが、書き込み寿命と性能の観点から信頼性要件を満たさないと判断し、Fusion-io製品を採用するに至ったとのこと。
Fusion-io ioDriveは、不揮発性メモリ(NANDフラッシュメモリ)をPCIeカード型に収めたストレージ製品。これを導入したことで、MySQLデータベースの性能が大幅に向上しただけでなく、サーバーのアイドル時間を半分に削減できたため運用コストも削減された、としている。
などと書いてきたが、数日前に話題になった「ソーシャルゲームスケールアウトの歴史」というとても素晴らしいスライドがある。こちらではドリコムがソーシャルゲームに参入して以来、インフラ構築がどういった形で発展していったのか、教訓を明らかにするスライドとなっている。スライドの後半で、Fusion-io製品がどういった活躍を見せたかも示されている。まだご覧になっていない方はぜひ読んでみて欲しい。
ソーシャルゲームスケールアウトの歴史
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793