
2月26日10時30分時点の「App Store」のトップセールスランキング(ゲーム)は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の「パズル&ドラゴン」が1位を獲得した。先週何度か取り上げたが、本作は、「モンスター」を育て、「パズル」でバトルする新感覚のパズルRPG。シンプルなパズルゲームながら、上達するとコンボが使えるようになったり、モンスターの収集・育成するやりこみ要素もあり、多くのユーザーから支持を集めている。今後のアップデートも注目される。
2位は、ディーツーコミュニケーションズの「関ヶ原演義」となった。「関ヶ原の戦い」をモチーフとしたソーシャルゲームで、プレイヤーは、プレイ開始時に、「東軍」と「西軍」のいずれかに所属し、歴史上の出来事に基づいた物語をクリアして自軍を強化し、自分が所属する勢力を「関ヶ原の戦い」で勝利に導いていく。ストーリー性の強いクエストや継続的なコンテンツの追加、GvG要素などゲーム部分に加え、バイラル効果が強く効いている模様。
KLab<3656>の「真・戦国バスター」や、アプリボットの「不良道」など、「関ヶ原演義」とほぼ同じ時期にリリースされたコンテンツも引き続き順調のようだ。とりわけ、「真・戦国バスター」については、「Mobage」で運営しているソーシャルゲームとの連動なども行われており、なかなか興味深い展開となっている。
第3位は、セガ「-KingdomConquest-」だった。前週12位から一気に順位を上げた。新バージョン「3rd Season」がスタートしたとのこと。新魔獣の追加や過去のキャンペーンで登場した魔獣がパックとして登場するほか、ゲームバランスの見直し、ソーシャルサービス「Kingdom Conquest Mypage」なども開設されているという。全然関係ないが、開発・運営スタッフの募集も行なっている模様だ。開発・運営体制の見直しを行なっているのかもしれない。我こそはと思う方は、
公式サイトを参照してほしい。
来週以降では、エイチームの新作iPhone用のバトルRPG「ダークサマナー」に加え、大規模プロモーション活動を再開したグリー<3635>の「聖戦ケルベロス」、DUPE&RMT問題の発生した「探検ドリランド」の立て直しなどが注目ポイントになると思われる。iPhone用ゲームアプリについては、注目タイトルが相次いで発表される、非常に熱いマーケット。今後も積極的に取り上げていきたい。