フジテレビは、本日(3月8日)、全世界で累計7億ダウンロードを突破した人気ゲーム『アングリーバード(Angry Birds)』を開発したRovio Entertainmentと、パートナーシップ契約を締結した、と発表した。
今回契約締結に伴い、Rovioが日本をテーマにした新エピソード「チェリー・ブロッサム(Cherry Blossom)」を全世界配信するのに合わせて、オフィシャルサイト『アングリーバード×フジテレビ』を開設し、日本向けにカスタマイズされたブラウザ版『アングリーバード』の新エピソード「サクラ・ニンジャ(Sakura Ninja)」を本日より公開する。
「サクラ・ニンジャ」では、フジテレビのマスコットキャラクター「ラフくん」が登場するほか、フジテレビの社屋ビルなど、様々な形をした建物が出現する。また忍者や将軍の格好した、日本ならではの『アングリーバード』が世界で初めてゲームの中に登場するとのこと。
なお、ブラウザ版『アングリーバード』における広告販売は、日本での Rovio のマーケティングエージェントであるエム・シー・エヌが展開する。
フジテレビとRovioでは、今後ゲーム以外にも、両社の強みを生かした『アングリーバード』関連の幅広い事業展開の可能性について、具体的に検討していく、としている。
■大多 亮氏のコメント(フジテレビ 執行役員クリエイティブ事業局長)
「今回、世界的に大ヒットしているあの『アングリーバード』の Rovio 社とフジテレビはパートナーシップ契約を締結する運びとなりました。『アングリーバード』のゲームの中に、フジテレビのキャラクター「ラフくん」や社屋ビルが登場したり、日本文化の象徴である“忍者”や“柔道”、“お相撲”などをモチーフにした『アングリーバード』のキャラクターが登場するなど、この新しい取り組みを Rovio 社と一緒にできるということに大きな意義と期待を持っています。今後、本格的な展開を予定しているフジテレビのゲーム事業にとっては貴重なノウハウの蓄積が見込めるというだけでなく、これが世界に大きく羽ばたく上でのきっかけになるように期待をしています。」
■Henri Holm氏のコメント(Rovio Senior Vice President)
「日本はビデオゲームの聖地であり、ポップカルチャーの中心です。Rovio は重要なマーケットで、今後長きにわたってプレゼンスを高めていきたいと考えてきました。我々は、日本においてこれまで様々な企業と協議を重ねてまいりました。そして日本のエンターテイメント産業を代表する企業のひとつであるフジテレビとパートナーシップを組むことによって、『アングリーバード』は更に飛躍できるのではないかと考えました。今後、お互いの強みを生かすことによって、新しいエンターテイメントのタマゴを一緒に育てていけることを、とても楽しみにしています。」
『アングリーバード×フジテレビ』
(C)2012 Fuji Television Network, Inc. / Rovio Entertainment Ltd.
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632