
モーニングスターは、2月24日付けのレポートで、クルーズ<2138>の投資判断について「買い」とした。
会社の発表した第3四半期累計(4-12月期)の業績は、売上高が前年同期比38.1%増の37億9000万円、営業利益が同2.1倍の8億8000万円と大幅な増収増益で着地した。「モバゲータウン」で提供している「熱血硬派くにおくん」シリーズが好調だったことが主な要因。シリーズ4タイトルの会員数は、1月末で340万人を突破している。
2011年3月通期の業績予想は、売上高49億円(前期比34.2%増)、営業利益11億円(同2.5倍)。通期計画に対する第3四半期の進捗率は、売上高77.4%、営業利益79.8%で、すでに2回上方修正を行なっているにも関わらず、高水準であると指摘。シリーズ第5弾となる「熱血くにおドッジボール部」のリリースで、さらなる会員増につながるとの見方を示している。
なお、指標面では株価に割安感は乏しいものの、今後も好調なソーシャルゲームの収益拡大に期待でき、株価には上値余地があるとみているようだ。