ACCESS<4813>は、本日(5月31日)、2013年1月期の第1四半期連結決算を発表し、増収・黒字転換を達成した。
同社の発表した決算は、売上高31億2400万円(前年同期比8.7%増)、営業利益5億0200万円(前年同期7億0700万円の赤字)、経常利益6億2900万円(同5億8300万円の赤字)、四半期純損益16億3700万円の黒字(同10億2100万円の赤字)だった。
同社では、フィーチャフォン向けビジネスの継続的な縮小が続いているものの、電子書籍配信向けソリューション関連の収益が伸びたことに加え、業績不振による実施していた人員削減により、売上原価や販売管理費などが大幅に減少したことが主な要因。特に販売管理費は、前年同期23億7200万円から16億0700万円に減少した。注力中のネットワークソフトは前年同期117人から222人に増えた一方で、ソフトウェア関連の人員が343人から129人に、海外ソフトウェア関連の人員が421人から192人に大幅に減少した。純利益は大幅な黒字となったが、関係会社株式売却益12億円を計上したことによる。
■2013年1月期の見通し
2013年1月期は、売上高100億円(前期比27.4%減)、営業利益3億円(同7.8%増)、経常利益3億8000万円(同57.5%増)、当期純利益7億5000万円(黒字転換)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ACCESS
- 設立
- 1979年4月
- 代表者
- 代表取締役 大石 清恭
- 決算期
- 1月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4813