メディアインタラクティブ、「SNSに関する利用実態調査」を発表-5年後も使いたいSNSの1位は「mixi」

インターネット調査のメディアインタラクティブは、3月10日、「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に関する利用実態調査」の結果を発表した。2月15日~16日にかけて、全国の10代から50代までの男女800名を対象に行ったインターネット調査で、利用しているSNSや利用方法、登録したきっかけなどをたずねている。 まず、利用しているSNSについて複数回答で質問したところ、1位はmixiで69.6%、2位以下はTwitterが40.9%、Facebookが23.0%、GREEが19.6%、モバゲータウンが19.4%となり、mixiが最も多かった。     ■SNSの利用方法について 次にSNSの利用方法を聞いたところ、mixiは「近況報告」と「世間話」がともに39.3%、「趣味に関する話」が34.6%で、友達・知人との間での交流のために使われているようだ。それに対し、Facebookは「閲覧するだけ」が32.5%で1位となり、「近況報告」30.1%、「世間話」24.8%を上回り、主に情報収集のために使われていることが伺えるという。 Twitterは、「世間話」が最も多く40.5%で、2位は「閲覧するだけ」の34.5%だった。また、GREE、モバゲータウンとも約半数が「閲覧するだけ」と回答し、交流を求めるというよりはゲーム目的での利用が多いようだ。  

  ■SNSへの登録の動機について なぜSNSに登録したのか。mixiは、「普段遊んでいる友達に誘われて」が44.3%、「国内の普段なかなか遊べない友達に誘われて」が21.0%だった。mixi以外のSNSは、いずれも「試しに」が最も多かった。マスメディアで取り上げられる頻度が増えたことが登録の動機に強く結びついているという。  

  ■5年後も利用したSNSは? 最後に、『5年後も利用したいSNS』を聞いたところ、1位はmixiで38.2%、2位はTwitterで30.4%、3位はFacebookで27.9%だった。一方、GREEは8.7%、モバゲータウンは7.3%だった。友人や知人などとの交流目的で利用されるSNSは、5年後も利用したいという回答が多く、メディアインタラクティブでは、「自分のリアルな人間関係を育んでゆくもう一つの場として、なくてはならないものになっているようだ」と指摘している。     調査の詳細を知りたい方は、同社のリリースをご覧いただきたい。