クルーズ、第2位株主の曽根原稔人氏より1万2620株の自己株式を取得

クルーズ<2138>は、この日(7月2日)、大阪証券取引所の大口売買市場「J-NET市場」で、1万2620株・総額7億6200万円の自社株買いを実施した、と発表した。 同社は、6月29日、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を行うため、発行済株式の9.94%に相当する1万2700株・7億6700万円を上限とする自社株買いを行うことを明らかにしていた。 株式を売却したのは、当サイトで報じたように、クルーズの共同創業者である曽根原 稔人氏だった。これにより、曽根原氏は主要株主に該当しなくなる(関連記事)。 このほか、6月1日~30日まで474株・2400万円の自社株の市場買い付けを行った旨のリリースも開示している。これにより、クルーズの保有する自己株式は1万4934株となる。取得総額は8億8800万円。 今後、大量に保有する自己株式の処分方法などが注目される。一般的に、既存株主への売却や新株予約権の行使に伴う交付、株式交換によるM&Aなどがある。
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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