Kiiは、本日(10月10日)、モバイルアプリ開発者向けプラットフォーム「Kii Platform」の提供を開始した。「Kii Platform」は、クラウドサービス、アジア地域におけるOEM配信、アーリーステージ向けベンチャーファンドで構成され、アプリマーケットで活躍する起業家をサポートするとのこと。
「Kii Platform」の3つの柱は以下のとおり。
■Kii クラウド
ユーザーマネージメント、データマネージメント、データ分析、モバイルアプリ配信などの機能を備えるスケーラブルなバックエンド向けクラウドサービス。Kiiの提供するデベロッパーポータルを利用することで、開発者はコーディングを一切することなく、素早く簡単に何百万人分のユーザーデータを取り扱うことができる。また、KiiアドSDKを利用すれば、アプリ課金も簡単に提供できる。Kiiは、スマートフォン開発者がどの主要プラットフォームを利用していても対応できる。ネイティブSDKは、iOSとAndroidに対応している。
■Kii キャピタル
急速に成長するスマートフォンマーケットの中でもアプリ分野に重点を置くアーリーステージ向けベンチャーファンド。ファンドが対象とするのは、人材採用やマーケティング、製品開発、収益化戦略などを通してビジネスをグローバルに展開しようとしているモバイルアプリ開発者。
■Kiiパートナーズ
日本、中国、韓国、台湾のアジア系携帯電話事業者や携帯電話メーカー、アドネットワーク事業者、アプリマーケットに働きかけることで、アプリ利用拡大の機会を提供する。
・主要な取引企業
携帯電話事業者 :エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル
携帯電話メーカー :シャープ、京セラ、NEC、HTC
アドネットワーク事業者:AmoAd、D2C、MadHouse
アプリマーケット :NDoo、安智
株式会社Kii