ポールトゥウインピットクルーHD、公募増資で10.53億円を調達…東証1部・2部に市場変更

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は、この日（10月16日）、東京証券取引所より第一部市場もしくは第二部市場への市場変更が承認されたと発表するとともに、44万株の公募増資、44万株の売出、13万2000株のオーバーアロットメントによる売出を行うことも明らかにした。 公募増資で調達する概算金10億5300万円については、2012年11月末までに短期借入金の返済資金に税額充当する予定。短期借入金は、総額13億円で、ポールトゥウインとPole To Win Americaがデバッグ・検証事業の海外展開の強化のため、e4eグループ3社を買収するために借入を行ったもの。 売出については、橘 民義氏と本重 光孝氏がそれぞれ21万株を売却し、小西 直人氏が2万株を売却する予定。主幹事は、大和証券で、オーバーアロットメントによる売出が行われる場合、グリーンシューオプションが付与される。 なお、払込金額は、10月24日～10月29日の間のいずれかの日に決定し、11月5日が払込期日となっている。