ヤフー<4689>は、本日(10月19日)、韓国KAKAO Corporation子会社であるカカオジャパンに資本参加し、「KAKAO TALK」(カカオトーク)はじめとしたサービスを共同展開することにしたと発表した。KAKAO Corporationとヤフーの出資比率は50%ずつ。
カカオジャパンは、KAKAO Corporationとヤフーを割当先とする第三者割当増資を行った。今回の提携により、カカオジャパンは、KAKAO Corporationとヤフーの2社が資本出資する合弁会社となる。業務提携については、カカオジャパンとヤフーは、日本国内においては無料メッセージサービス「KAKAO TALK」をはじめとしたサービスを今後、共同で展開していく予定。
両社では、スマートフォンにおけるコミュニケーション分野は、従来のケータイメールからTwitterやFacebookといったサービスを経由した新たな楽しみ方がユーザーに広まりつつあるなか、KAKAO Corporationとヤフーは、双方の開発力・顧客基盤を組み合わせ、スマートフォンに特化したコミュニケーションサービスの市場の活性化と一層の拡大を図っていく、としている。
ちなみに、韓国では「カカオトーク」は、コミュニケーションツールとしてだけでなく、スマートフォン向けの一大ゲームプラットフォームになっているとのこと。日本でも同様の展開になる可能性もある。
【カカオジャパンについて】
1) 株式の所有状況
<出資前>
KAKAO Corporation :持分比率 100%
<出資後>
KAKAO Corporation :持分比率 50%
ヤフー :持分比率 50%
2)役員構成(予定)
代表取締役: 朴 且鎮(KAKAO Corporation)
取締役: 小南 晃雅(Yahoo! JAPAN)
取締役(非常勤): 宋 至鎬(KAKAO Corporation CFO)
取締役(非常勤): 村上 臣(Yahoo! JAPAN CMO)
会社情報
- 会社名
- ヤフー株式会社
- 設立
- 2019年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 小澤 隆生
- 決算期
- 3月
会社情報
- 会社名
- Kakao(カカオ)