インタースペース、12年9月期は営業益55％増…アフィリエイト広告の売上が伸長

インタースペース<2122>は、本日（11月6日）、2012年9月期の連結決算を発表し、売上高123億7500万円（前期比30.8％増）、営業利益5億6100万円（同55.0％増）、経常利益5億5500万円（同49.2％増）、当期純利益1億6600万円（同61.7％減）となった。     主力のアフィリエイト運営事業が伸びたことが主な要因。同事業の売上高は、115億3100万円（同30.6％増）、営業利益7億2500万円（同30.6％増）だった。「金融・保険」や「Eコマース」、「サービス」などの顧客が伸びたほか、携帯電話販売店等でのリアルアフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」が前期比80％増と伸びた。また、モバイルとPCのアクセストレードのID共通化や、ディスプレイ広告総合プラットフォームム「アクセストレード DSP」の提供も開始した。 またメディア運営事業は、売上高8億4400万円（同33.2％増）、営業損益1億6400万円の赤字（同1億9300万円の赤字）だった。恋愛ゲーム「LovePlanオトナの恋愛ストーリー」「恋忍者戦国絵巻」「恋愛ゴシップ～彼と私の裏事情～」をリリースしたほか、カードゲームとして「トランスフォーマー for GREE」「女神マスターズ powered by アクエリアンエイジ」の提供を開始した。 なお、純利益は減益となったが、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリなどの運営を行うメディア運営事業で保有している一部固定資産の減損損失5800万円を計上したほか、保有する関係会社株式の評価損500万円を計上したこと、税負担が発生したことによる。   ■2013年9月期の見通し 2013年9月期は、売上高146億1600万円（前期比18.1％増）、営業利益7億5000万円（同33.6％増）、経常利益7億5000万円（同35.0％増）、当期純利益3億6600万円（同119.5％増）を見込む。