グリー<3632>は、この日(11月14日)、最大169の国と地域に対応している「GREE Platform」を、Webアプリ向けに拡大したと発表した。
GREEパートナーは、これにより、これまでのAndroidとiOS向けネイティブアプリに加え、グローバル展開を視野に入れたWebアプリが配信できる。同時に、グリーでは、Webブラウザ向けに最適化されたSNS「GREE」を日英を含む14ヵ国語に対応させ、世界中のユーザーに向けて提供を開始するとともに、グリーの内製ソーシャルゲームをはじめとしたWebアプリも順次グローバルに提供する。
今回の対応で、WEBアプリを得意とするGREEパートナーにとっては世界のユーザーを対象に自社の強みを活かしたアプリが提供できるため、世界展開上でも大きな意味を持ちそうだ。ローカライズやカルチャライズなどで提供できるため、GREEパートナーによるグローバルタイトルのリリースも今後、加速度的に増え、プラットフォームのさらなる活性化も期待される。
なお、グローバルのユーザー向け決済手段として、世界最大級のオンライン決済サービス「PayPal」を利用した決済のほか、VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレスの4ブランドに対応したクレジットカード決済、最大166のキャリア決済を新たに導入する。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632