D2Cは、本日(11月21日)、海外市場におけるスマートフォン・アプリ事業を本格的に開始することを明らかにした。その第1弾として、iPhone向けソーシャルゲーム『喋る!海賊ファンタジア』を中国版App Storeでリリースした。
本作は、日本国内で6月よりiPhone向けソーシャルゲームとして提供されており、2012年10月時点で20万以上のダウンロード数を記録。プレイヤーが、海賊団の船長として仲間を集め、幾多ものミッションを達成しながら世界の海を航海するソーシャルゲーム。また、カードには声優によるボイスが付いており、プレイヤーは、カードキャラクターのボイスを楽しむこともできる。
今回、中国市場でiPhone向けアプリとして提供し、キャラクターや各種デザインなども中国市場に合わせて最適化した。また、中国における人気ミニブログサービス「Weibo(提供:新浪社)」と人気メッセンジャーサービス「Weixin(テンセント社)」との連携機能も搭載し、ソーシャル機能を強化したとのこと。
■アエリア系を通じて北米展開も
さらにD2Cは、「喋る!海賊ファンタジア」のライセンスを、アエリアゲームス&エンターテインメントに提供し、11月23日アエリアゲームス社が、米国で「喋る!海賊ファンタジア」をiPhone向けゲームアプリとして提供する。D2Cは、ライセンス提供にあたって、運用ノウハウを含めて、アエリアゲームス社へマーケティング支援も行う。
D2Cは、コンシューマー向けのゲームアプリを提供することで収益向上を図るだけでなく、各国のアプリ市場の情報収集や、各国におけるマーケティング・ノウハウを獲得し、それらを、日本国内のコンテンツ事業者向けのBtoBサービスに活かすことも目的としているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社D2C
- 設立
- 2000年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 高田 了/代表取締役副社長 新谷 哲也
- 決算期
- 3月