KLab、ソーシャルゲーム開発のため新株予約権を発行、約24億円を調達…総額5億円の自社株買いも

KLab<3656>は、11月21日、行使価額修正条項付き第1回新株予約権(MSワラント)を3650個発行し、第三者割当としてメリルリンチ日本証券に割り当てることを明らかにした。発行期日は12月10日。同時に、総額5億円の自社株買いを行うことも発表している。 KLabでは、今回、新株予約権3650個を1個あたり8820円、総額3219万3000円で発行する。新株予約権の権利が全て行使された場合、KLabは、24億7200万円の資金が調達できる見通し。 今回調達する計画の資金使途は以下のとおり。 ・「新規モバイルオンラインゲームの企画及び開発に係る人件費及び外注加工費」…10億円 ・「新規モバイルオンラインゲームの企画及び開発に係る人件費及び外注加工費」…2億7200万円 ・「新規モバイルオンラインゲームに係るマーケティング及びPR費用」…12億円 行使価額は、当初、671円に設定されているが、行使請求の効力発生日の直前取引日のKLab株式の終値が90%に修正される。ただし、その価額が下限行使価額(448円)を下回る場合、下限行使価額が修正後の行使価額となる。要するに、株価が下がった場合、行使価額は下がり続けるが、448円になることはない、ということだ。逆に上がった場合は行使価額が増額される。 よって、行使価額の状況によって、調達できる金額が上下する。また、メリルリンチ日本証券が新株予約権を全て行使しなかった場合、あるいはKLabが取得して消却した場合、調達できる資金は減少する可能性がある。 また、新株予約権が行使された場合、希釈化率は最大で14.45%となる。メリルリンチ日本証券は、新株予約権に関する継続保有と預託に関する取り決めはないが、譲渡する場合、KLabの取締役会の承認が必要とする。また、権利行使で取得するKLab株式については原則、長期間保有する意思を有していないとのこと。   ■5億円の自社株買い 同時に、発行済株式の3.91%に相当する100万株・総額5億円を上限とする自社株買いを行うことも明らかにした。取得期間は、11月22日~2013年2月21日まで。市場買付けで取得する。 資金調達を行う一方、自社株買いを行うとは矛盾しているようにも見えるが、KLabでは、今後発生することが想定される企業買収や資本業務提携の原資、従業員のモチベーションアップのためのストックオプションが行使された場合に交付する株式のため、と説明している。
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高339億円、営業利益21億円、経常利益15億円、最終利益7億6000万円(2020年12月期)
上場区分
東証一部
証券コード
3656
企業データを見る