本作は、1987年の第1作目発売以来、パッケージソフトとして世界累計1億本を超える出荷本数を記録した「FINAL FANTASY」のソーシャルゲーム版にあたる。シリーズのキャラクターがカードとなって多数登場し、お気に入りのキャラクターを使って自分だけのパーティを組んで冒険していく。
「小さき冒険者」となったプレイヤーは、クエストで敵を倒しながら、経験値を増やしてレベルを上げる一方、キャラクターカードやそうびカード、お宝アイテム「かけら」、ギル(ゲーム内通貨)を収集していく。カードについては、召喚(ガチャ)で手に入れることも可能だ。
カードを収集したら、カード同士を組み合わせて強化・編成し、自分だけのデッキを作っていく。デッキを使って、他のプレイヤーとバトルを行い、コンプリートすると報酬がもらえる「かけら」を奪い合うこともできる。さらにバトルで勝利するとモグメダルも付与され、ミニゲームに挑戦し、様々なアイテムがもらえるようだ。
このほか、「手配書エネミー」と呼ばれるレイドボスが登場するが、他のプレイヤーと協力して討伐に成功すると、貢献度に応じて様々な報酬が付与される。随時登場するわけではなく、期間イベントとして登場するとのこと。現在、「ケフカの嘲笑」が実施されており、クエスト中に遭遇するという。
クエストボスなどとのバトルの際、アクティブタイムバトルが導入されている点は特徴的だ。ゲージが満たされると、自動的に物理攻撃を行ったり、様々なアビリティを使ったりしていく。アビリティは、技や攻撃魔法だけでなく、状態変化や回復魔法なども使う。
なお、すでにiOS版とAndroid版のグリーの人気ゲームランキングで、それぞれ8位にランクインするなど好調なスタートを切ったようだ。今後、本格的なプロモーションの実施により、さらなる人気化が期待される。
■FINAL FANTASY ARTNIKS
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc.
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)