MMD研究所は、12月18日~19日にかけて20歳~59歳のスマートフォン所有者670名を対象に、「2012年スマートフォンユーザーのインサイト調査」を実施し、その結果を公表した。
リリースによれば、7月にも同様の調査を行なっており、それとの比較を行ったところ、無料通話/チャットアプリの定期利用率が急伸し、7月の28.4%から12月40.0%と11.6ポイントアップした。「LINE」だけでなく、「カカオトーク」や「comm」などのサービスが続々とリリースされており、ユーザーも伸びているようだ。そのうち、利用アプリは「LINE」が16.2%と最多で、「Facebook」が12.6%、「Twitter」が4.6%が続いたとのこと。
スマートフォンを所有してからの生活シーンの変化については、「インターネットサイトを見る時間が増えた」が62.5%と最も多く、「写真を撮ることが増えた」が35.1%、「ゲームをすることが増えた」が23.0%と、スマートフォンを所有してからWEBへの接触が高まっている傾向にあることが分かったという。
また1カ月のうちにダウンロードするスマートフォンアプリの数について、有料アプリを1個以上ダウンロードするとの回答は29.3%だった。男女別にみると、男性が36.6%、女性が21.7%となり、男性の方が有料アプリをダウンロードする率が高い傾向にあった。
このほか、回答者に所有しているスマートフォン端末を尋ねたところ、37.0%がiPhoneと回答し、続いて、Xperiaが11.3%、AQUOS PHONEが11.0%と続いた。また、購入時期については、回答者の58.0%が2012年にスマートフォンを購入した、としている。このほか、携帯電話会社やクーポンの利用状況などについても調査している。