【ミック経済研究所】2012年のソーシャルメディア広告市場は7.5％増の691億円に…メディアとして注目高まる、スマホ普及も追い風に

ミック経済研究所は、「ソーシャルメディアの市場展望と事業戦略 2012年度版」を発刊し、その結果をまとめたデータを発表し、SNS、ブログ、Q&Aサイト、動画・画像共有サイト、クチコミサービスなど2012年のソーシャルメディア広告市場は前年度比7.5％増の691億円となる見通しと発表した。 2012年度は、前年度の震災における影響から完全に脱し、再びネット広告の市場が成長軌道に戻ったことに加え、フィーチャーフォンからスマートフォンへのデバイス転換が進んだことで、スマートフォン向け広告の市場が急速に拡大しているとのこと。 FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアは、消費者の生活に根付いていることに加え、詳細なターゲティング広告が可能なことから今後も有効なメディアとして引き続き注目されるとし、2012年度以降、ソーシャルメディア広告市場は年平均8.3％増で成長し、2015年度には883億円規模まで拡大すると予測している。 なお、この調査は、ミック経済研究所がそれぞれの参入プレイヤーに面接取材を中心に調査を実施、主要企業の個別実態をベースに、ソーシャルメディアの広告収入と課金収入をまとめたもの（調査期間：2012年10月～12月）。資料は、ハードコピー版が19万9500円、ハードコピー＋PDF版で24万1500円、CD-ROM（Word,Excel型式）版で39万9000円、ハードコピー版とCD-ROM版のセットで56万7000円となっている（消費税込）。     ミック経済研究所