コーエーテクモHD、第3四半期は経常益133%増…「無双」シリーズ中心に家庭用ゲームソフトが好調

コーエーテクモホールディングス<3635>は、本日(2月4日)、第3四半期(2012年4~12月期)の連結決算を発表し、売上高222億0600万円(前年同期比6.5%増)、営業利益24億9400万円(同38.3%増)、経常利益40億2000万円(同133.7%増)、四半期純利益26億1200万円(同291.7%増)だった。     増収増益での着地となったが、主力の家庭用ゲームソフト事業の販売が好調だったことが主な要因だった。新作タイトルに加え、既存タイトルのリピートやダウンロードコンテンツの売上も伸長した、としている。 セグメント別の状況は以下のとおり。 ■ゲームソフト事業は、売上高146億8600万円(同9.8%増)、セグメント利益25億1500万円(同83.6%増)だった。「無双OROCHI 2 Hyper」、「NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge」、「三國志12」の3作を発売したほか、「真・北斗無双」(PS3、Xbox360用)や「真・三國無双6 Empires」(PS3用)も人気を博した。また「トトリのアトリエPlus ~アーランドの錬金術士2~」(PSVita用)の販売が好調に推移した。加えて、既発売タイトルのリピート販売やダウンロードコンテンツ売上も伸長した。 ■オンライン・モバイル事業は、売上高38億1200万円(同10.0%減)、セグメント利益4億1800万円(同44.1%減)だった。「100万人のWinning Post Special」、「100万人の三國志 Special」の2タイトルを「Yahoo!Mobage」でサービスインするなど、マルチデバイス対応を進めた。「100万人の信長の野望」をはじめとする「100万人」シリーズは、各タイトルとも安定した売上を続けているとのこと。このほか、台湾・香港・マカオで「100万人の三國志 Special」のサービスも開始。この結果、ソーシャルゲームの累計会員数は、国内外を合わせて880万人を突破した。 このほか、メディア・ライツ事業は売上高10億5200万円(同19.0%減)、セグメント損益9800万円の赤字(前年同期500万円の赤字)、SP事業は売上高15億3400万円(同122.7%増)、セグメント利益4億3900万円(同84.5%増)、アミューズメント施設運営が売上高14億4500万円(同3.5%増)、セグメント利益1億円(同16.3%増)となった。   ■2013年3月期の業績見通し 2013年3月期は、売上高390億円(前期比9.8%増)、営業利益70億円(同21.6%増)、経常利益83億円(同11.1%増)、当期純利益50億円(同7.7%増)を見込む。従来予想からは変更なし。  
株式会社コーエーテクモゲームス
https://www.gamecity.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社コーエーテクモゲームス
設立
1978年7月
代表者
代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
決算期
3月
直近業績
売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
上場区分
非上場
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