ネプロジャパン<9421>は、2013年3月期の連結業績予想について、利益予想を減額修正した。売上高180億円(前回予想165億円)、営業利益3億5000万円(同5億円)、経常利益2億円(同4億5000万円)、当期純利益1億5000万円(同2億5000万円)とした。
同社では、移動体通信事業で都心部の一部販売店で周辺の競争激化により損益が悪化したことに加え、貸倒引当金繰入額6700万円を営業外費用に計上したことなどが主な要因としている。売上高については従来予想を上回る見込みだが、これは移動体通信事業の売上高が堅調に推移するとともに、モバイル&ゲームスタジオが連結に寄与したため。
■第3四半期決算
同時に、同社の発表した第3四半期(2012年4~12月期)の連結決算は、売上高133億4000万円(前年同期比22.6%増)、営業利益2億0400万円(同15.1%減)、経常利益5100万円(同74.8%減)、四半期純利益8900万円(前年同期7300万円の赤字)だった。