GMO、「Mobage」の世界展開に合わせた新プランの提供開始

 GMOインターネット<9449>は、本日(4月13日)、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が運営する「Mobage」プラットフォームでアプリを公開するデベロッパーに向けた専用プラン「MobageクラウドGMOプラン USデータセンター」の提供を開始する。  GMOは、ngmocoが今春に予定している「Mobage」の本格展開に合わせたもので、アメリカ西海岸に新しくデータセンターを設置した。デベロッパーは、このプランを利用することで、DeNAとngmocoがそれぞれ運営する「Mobage」へアプリを公開する際、言語や通貨の違いを気にすることなく、インフラを利用することができる、としている。  サービスの特徴は以下のとおり(リリースからの抜粋)。 1.アメリカを拠点に展開  ngmocoが運営する「Mobage」は、アメリカを拠点に展開します。日本にあるサーバーを利用してソーシャルアプリを提供する場合、距離的な要因からレスポンス遅延が発生し、アプリが快適に利用できないことからユーザ離れなどの機会損失につながる可能性があります。「MobageクラウドGMOプラン USデータセンター」では、ngmocoが運営する「Mobage」との通信環境を考慮して、アメリカ国内にデータセンターを設置します。 2.契約からサポートまで、すべて日本語で対応  導入前の相談や契約、利用開始後の電話・メールサポートは、すべて日本語で対応します。また、請求も日本円で行い、クレジットカードを持っていなくても利用可能なことから、デベロッパーは、海外サーバーを使用する際にネックとなる言語の違いや時差を気にする必要なく導入することができます。 3.申し込みから最短1営業日でサーバー納品、準備期間完全無料  申し込みから、仮想サーバーは1営業日、専用サーバーは1週間程度で、サーバー環境を納品します。また、納品後でも、ngmocoが運営する「Mobage」でのアプリの正式公開まで(最大30日間)は料金が発生せず、各スペックを何台利用しても費用が発生しないことから、当期間中に最適なサーバー構成を調整することが可能です。 4.アプリ運用に必要な機能をすべて標準装備  「MobageクラウドGMOプラン USデータセンター」は、GMOインターネットが独自開発したコントロールパネルを備えており、Webブラウザから簡単にサーバーノードの追加・削除ができる上、「MobageクラウドGMOプラン」で日本国内向けにもアプリを公開している場合は同じ管理画面で一元管理が可能です。また、急なアクセス増による高負荷や帯域不足でアプリが停止することを防ぐため、負荷分散のためのアプライアンス型の高性能ロードバランサーを標準提供し、トラフィックに合わせて上位回線の随時増強も行います。その他、アプリのチューニングに必要なアクセス解析ツールや、サーバーの監視ツールも無償で提供します。 ※スペック、料金の詳細につきましては下記「DeNAデベロッパーサイト」よりお問い合わせください。 URL: http://developer.dena.jp/mbga/support/system/infra_gmo.html