インデックス、第2四半期は経常益38%減ー子会社の減少と新サービスの開始遅延で

インデックス<4835>が4月14日に発表した第2四半期累計(9月-2月)の連結業績は、売上高129億0200万円(前年同期比38.8%減)、経常利益6億6300万円(同38.0%減)、四半期純利益1億1000万円(同83.5%減)だった。 一部サービス提供開始時期が第3四半期以降にずれ込んだことや、連結子会社の減少に加え、下期の予算が偏重していることもあり、減収減益になったようだ。またアニメ制作のマッドハウスについては、第2四半期末をもって同社の連結対象から外れることになる。 インデックスのモバイルコンテンツについては、「真・女神転生」をソーシャルゲームとして提供し、短期間で多数のユーザーの獲得に成功し、課金売上も収益に寄与した、としている。第3四半期以降も順次サービスを提供する予定。 公式サイトについては、月額課金ユーザーが減少したものの、個別課金モデルやパチンコ・パチスロメーカーとの共同運営サイトなどが売上を伸ばしたという。 また、アトラスブランドのパッケージソフトについても、「キャサリン」が初週売上15万本と好スタートを切ったほか、海外で「Demon's Souls」のリピート販売も順調に推移した模様。 そのほか、オンラインゲームを運営するロッソインデックスでは、オンラインゲームの国内売上は予定を下回ったが、「マスターオブエピック」と「パンドラサーガ」の2010年12月の売上は過去2番目の水準になった。 8月通期は、売上高307億円(前期比11.6%減)、経常利益15億2000万円(同16.2%増)、当期純利益13億円(前期73億7600万円の赤字)を見込む。従来予想からは変更なし。
株式会社インデックス

会社情報

会社名
株式会社インデックス
設立
1995年9月
企業データを見る