ユークス、2013年1月期はTHQ破産の影響で減収減益…今期は大幅増益を計画

ユークス<4334>は、本日(3月8日)、2013年1月期の連結決算を発表し、売上高29億7800万円(前期比38.1%減)、営業損益5億6300万円の赤字(同6億0300万円の黒字)、経常利益7600万円(同61.4%減)、当期純利益2億1100万円(同48.9%減)だった。     受託開発を行った「WWE'13」と「UFC Undisputed 3」が発売されたほか、自社ソフトとして「REAL STEEL」が引き続き好調に推移したものの、主要取引先で破産法の適用を申請した米THQに対する売掛金について、貸倒損失を計上したことより、営業赤字となった。ただし、為替が円安となったため、経常利益、当期純利益の黒字は確保した。減収要因については、子会社であった新日本プロレスが連結から離脱したことが大きかったとみられる。   ■2014年1月期の見通し 2014年1月期は、売上高28億3000万円(前期比5.0%減)、営業利益3億2600万円(黒字転換)、経常利益3億4100万円(同346.6%増)、当期純利益3億1300万円(同47.9%増)を見込む。     受託ソフトであるWWEゲームシリーズの最新作の開発は順調に進捗しているほか、パチンコ・パチスロでも長期プロジェクトが順調に進捗しているとのこと。前期に発生した損失が今期はなくなるため、営業黒字転換、増益を見込んでいるようだ。