ソフトバンクペイメント、マルチデバイス対応の仮想通貨サービスの提供開始

ソフトバンク・ペイメント・サービスは、本日（4月19日）、仮想通貨の発行、管理、運営に必要な機能、業務をトータルで提供できるASP型の仮想通貨サービスの提供を開始すると発表した。 今回発表したサービスは、オンラインゲームや電子書籍、音楽配信サービスなどコンテンツプロバイダーを対象に、有料コンテンツの決済に使用する「仮想通貨」の導入に必要な機能や運用サービスを提供するものとなっている。仮想通貨は、オリジナル通貨として提供することが可能。 さらに、PCや携帯電話だけでなく、iPhone、Android搭載端末といったスマートフォンにも対応するなどマルチデバイス化も実現した。チャージ手段も、クレジットカード決済や携帯キャリア決済、電子マネーなどに対応するだけでなく、資金決済法に絡んで仮想通貨の有効期限を設定することもできる。 また、システム連携については、画面連携型とAPI連携型が用意されている。特にAPI連携型は、機能別に提供できるため、アイテム購入の際にシームレスな支払いを実現し、スマートフォン向けのアプリ内課金に最適とのこと。 なお、こうした仮想通貨の導入については、従来、コンテンツプロバイダーが独自に行うことが多かった。しかし、近年、仮想通貨の導入のシステム構築だけでなく、プリペイド型のサービスについては資金決済法などもあり煩雑な業務が求められるようになってきたことから、今回、こうしたサービスを提供することにしたようだ。 　 サービスURL：　http://www.sbpayment.jp/virtualmoney/