【ゲーム株概況(1/7)】『ぼくとドラゴン』の事前登録好調でイグニスがS高 ガーラは10日続伸も連続S高は途切れる

1月7日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比2.14円安の1万6885.33円と5日営業日ぶりに反発した。ただし、TOPIXは5日続落となっており、物色は限定的なものにとどまっている。主力株では欧米でのPS4販売好調が伝えられたソニー<6758>の上昇が目立った。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イグニス<3689>がストップ高となるなど急騰した。前日(6日)に『ぼくとドラゴン』の事前登録件数が5万件を突破した(関連記事)と発表したことが材料視されている。事前登録の受付開始からわずか10日弱での突破であり、市場に与えたインパクトが大きかったようだ。

このところ動きが目立っていた銘柄では、ガーラ<4777>は10日営業日連続の上昇となったが、連続ストップ高記録は9日間で途切れた。同社は、一時は1600円まで買われたものの、引けにかけて値を崩し、結局は前日比79円高の1384円で取引を終えている。また、前日まで2日連続での大幅安となっていたブロッコリー<2706>は、さすがに売られ過ぎとの見方からこの日は反発した。

一方、前日ストップ高したエクストリーム<6033>は利益確定の売りに押されたほか、日本一ソフトウェア<3851>の下げがきつい。日本一ソフトウェアは、前日に子会社ディオンエンターテインメントが『ディスガイア魔界コレクション』のサービス提供を2015年2月24日をもって終了すると発表した(関連記事)ことなどが嫌気されているようだ。


■関連銘柄
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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