【ゲーム株概況(1/27)】シリコン、gumi、オルトプラスがストップ高 直近急落銘柄中心に買い戻し入る

東京株式市場では、日経平均株価は前日比455.02円高の1万7163.92円と急反発となった。前日の下げ分を帳消しにした。欧米株式が上昇した流れを受けて、東京株式市場でも買い優勢の展開となった。主力株を中心に買い戻しが入った模様だ。ただ、米国連邦公開市場委員会(FIOMC)や、日銀金融政策決定会合などのイベントを控えていることもあり、上値を追う動きは限定的だった。

こうしたなか、ゲーム関連銘柄は総じて買われた。決算説明会を実施したシリコンスタジオ<3907>はストップ高となる500円高の2940円で取り引きを終えたほか、オルトプラス<3672>やgumi<3903>、ドリコム<3793>など直近下落の厳しかった銘柄に買い戻しやリバウンド狙いの買いが入った模様だ。同様に、オルトプラス<3672>もストップ高となる80円高の379円で取り引きを終えた。

シリコンスタジオはストップ高となった。前日、証券アナリスト・機関投資家向けの決算説明会を開催しており、この内容を受けて見直し買いが入った模様だ。株価についても直近高値4320円から半値以下に株価が落ち込んでいたこともあり、株価に値ごろ感が出ていることも一因とみられる。

同様に、gumi<3903>も一時ストップ高まで買われる場面があった。Fuji&gumi Gamesが手掛ける新作スマートフォンアプリ『誰ガ為のアルケミスト』の事前登録者数が30万人を突破するなど前評判が高く、1月28日に控えた正式リリースへの期待から買いが入った模様だ。

このほか、コロプラ<3668>も前日比143円高の2241円だった。既報のように、この日決算発表と、決算説明会の開催を控えていた。今回決算にマーケットがどういった反応を示すかが注目される。



■関連サイト
 
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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