【ゲーム株概況(2/25)】新作『マーベルツムツム』好スタートのミクシィが続伸 新作CBT控えたベクターにも物色の矛先

2月25日の東京株式市場では、日経平均株価は反発。前日比224.55円高の1万6140.34円で取り引きを終えた。前日の米国株高や、原油相場の上昇を好感し、朝方から買い優勢となった。一時300円を超える上昇となる場面もあった。政府が補正予算を検討するとの一部報道も支援材料になったという。

こうしたなか、ゲーム関連株は総じて堅調だった。ミクシィ<2121>が続伸。前日比で225円高の3930円がこの日の終値だった。同社は24日、新作『マーベルツムツム』の提供を開始したことに加え、リリース後もApp Storeの無料ランキングで首位となったほか、売上ランキングでもTOP50に入るなど好調な出足となったことが好感されたようだ。

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また、ベクター<2656>も買われた。こちらも19円高の329円と6%を超える上昇となった。同社は、この日の引け後より、新作スマートフォンゲームアプリ『東京ダンジョンRPG ひめローグっ!』のクローズドβテストを開始する予定で、期待感から買いを集めた模様だ。

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他方、マイネット<3928>が大幅反落だった。ストップ安となる前日比1000円安の4360円と取り引きを終えた。連日の上場来高値を更新するなど短期資金を集めていたものの、直近の1560円から6100円まで上がるなど、さすがに相場の過熱感が意識されたのか、利益確定の売りに押されたようだ。



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