Ubisoftは、5月17日、2018年3月通期の決算（IFRS）を発表し、売上収益は前の期比18.6%増の17億3190万ユーロ(約2263億円)、営業利益は同26.5%増の2億2200万ユーロ(約290億円)、最終利益は同29.4％増の1億3900万ユーロ（約181億円）と増収増益を達成した。『Far Cry 5』が初週3億1000万ドル（約344億円）のセールスを記録するなど大ヒットしたのをはじめ、『Assassin’s Creed Origins』『Rainbow Six Siege』『The Division』『Ghost Recon』などのタイトルがヒットした。「デジタル販売」（デジタルアイテムの販売やダウンロードコンテンツ、定額課金、広告を含む）の売上高が前年同37.8%増の10億500万ユーロ(約1313億円)と、全体の売上収益の58％を占めた。なお、モバイルゲームの収益は全体の7％にすぎないが、同66.2%増と大幅に伸びたとのこと。さらに過年度販売タイトルも同27％増の8億2600万ユーロ（約1080億円）と収益の押上要因となった。
なお、2019年3月期のガイダンスでは、IFRS 15号を適用した売上収益は20億ユーロ(約2612億円)になる見通し。新規タイトルとしてコンシューマーとPC向けの『The Crew 2』、『The Division 2』に加えて、まだ発表していない「AAAクラス」のフランチャイズタイトルのリリースを行う。またスマートフォン向けRPG『Might & Magic Elemental Guardians』を5月31日にローンチする予定。
